フロンティアバイオサイエンス学科
岐阜・県立岐阜農林高等学校出身
竹長 恭平さん
Q. 長浜バイオ大学と現在の学科を選んだ理由を教えてください。
高校時代に生物工学を学んでいて、生物の優れた機能を今の社会に役立てる勉強がしたいと考えていました。母校の岐阜農林高校でお世話になった恩師に相談したところ、長浜バイオ大学を勧めていただきました。900時間以上の実験実習があり、大学院レベルの高度な実験機器に触れられるところに惹かれ、入学を決めました。
Q. おもしろかった授業、役に立った授業はありますか?
「遺伝子工学」の講義です。ゲノム編集技術やPCR法、電気泳動といった遺伝子工学に欠かせないバイオ実験の基本原理が座学でしっかり学べたのが良かったと思います。また、1年次に初めて取り組む実験実習の「自然科学基礎実験Ⅰ」では、大学周辺の水生生物を採取してスケッチしたり、体の構造や分類を調べたりするのがおもしろかったです。
Q. これから研究したいことはありますか?
まだ検討段階ですが、人の暮らしにとても身近な植物をテーマに、植物の成長に広く関わる植物ホルモンを研究したいと考えています。中でもサイトカイニンとよばれる植物ホルモンは、細胞分裂の促進や細胞の分化に関わる重要な情報伝達物質です。光や温度、乾燥といった環境の変化によってサイトカイニンがどのような仕組みで働くのか。そのメカニズムを解明したいと思います。
Q. 長浜バイオ大学に入学して良かったことは?
やはり実験実習の多さです。私の学科では1年次に週1回、2年次に週2回の実験実習がありますが、それを他大学の友人に話すと「そんなにあるの?」と驚かれるくらいです。また、長浜バイオ大学は小規模校なので、先生や先輩たちとの距離が近いところも魅力だと思います。
フロンティアバイオサイエンス学科
2年次生
岐阜・県立岐阜農林高等学校出身
竹長 恭平さん
※情報は、2024年取材時のものです。
フロンティアバイオサイエンス学科
臨床検査学コース
滋賀・県立水口東高等学校出身
井村 菜々さん
Q. 臨床検査技師をめざしたきっかけを教えてください。
病院に行ったとき、採血や心電図、エコー検査などを受け、臨床検査技師の仕事を目の当たりにする機会がありました。患者さんに直接向き合うだけでなく、縁の下の力持ちとして分析結果を治療に生かせるところに憧れを持ちました。また、チーム医療の一員としても大きな役割があることを知り、ますます興味が湧きました。
Q. 長浜バイオ大学の臨床検査学コースを進学先に選んだ理由は?
3年制の専門学校も検討してみたのですが、やはり4年制の大学で学ぶからこそ、専門領域以外のことまで学べて視野を広げられると思いました。医師や看護師などと一緒にチーム医療を担う臨床検査技師には、バイオサイエンスに基づく幅広い知識が必要不可欠だと感じたからです。
Q. 今までに受講した中で印象に残っている授業は何ですか?
臨床血液系の「応用実験Ⅱ」の授業で、実際に学生同士で採血を行いました。最初は模型でトレーニングを行いますが、いよいよ人に注射する段階になると、「失敗したらどうしよう」と不安な気持ちになりました。結果的にうまく採血できてほっとしましたが、すごく緊張したのを覚えています。
Q. 実際に学んでみて魅力を感じることを教えてください。
臨床検査学コースを専攻する学生は、各学年30人未満と少人数。そのため、先生にも質問しやすく、手厚い指導を受けられるのが魅力だと感じています。また、学部共通の授業を通じて他学科の学生と交流する機会も多く、自分とは異なる専門性を持つ友人たちから「そんな視点もあったのか」と良い刺激を受けています。
フロンティアバイオサイエンス学科
臨床検査学コース
3年次生
滋賀・県立水口東高等学校出身
井村 菜々さん
※情報は、2024年取材時のものです。
メディカルバイオサイエンス学科
愛知・県立小牧南高等学校出身
青井 佑樹さん
Q. 長浜バイオ大学と現在の学科を選んだ理由を教えてください。
知り合いの産婦人科医の先生が漢方薬にとても詳しく、その方のお話を聞くうちに創薬に興味を持つようになりました。本学には高い研究スキルを持つ先生方が集まっていて、そのような先生方から新薬の開発に必要な知識や技術を学べるのは大きな魅力だと思いました。また、特待生制度によって国公立大学並みの学費で学べる点も進学の決め手になりました。
Q. おもしろかった授業、役に立った授業はありますか?
「コンピュータ応用実習」の授業で初めてAIに触れました。具体的には、人間の脳の仕組みを模倣したニューラルネットワークというAIを使い、コンピュータに画像判別をさせるトレーニングを行います。そのときに膨大な画像をコンピュータに読み込ませるのですが、多くの情報を瞬時に認識できるところが「すごい!」と感じました。
Q. これから研究したいことはありますか?
テレビ番組で抗がん剤の副作用に苦しむ人が多いことを知りました。それなら漢方薬のように自然由来で体への負担の少ない抗がん剤を開発できないかと。がんに苦しむ人がさらに治療で苦しむことがないように、生薬の知見から新たな薬を創り出す研究をしてみたいと考えています。
Q. 実際に学んでみて魅力を感じることを教えてください。
実験実習の時間が多く、研究に必要な基礎力をしっかり定着させられるところです。私の高校は普通科で実験実習の時間が少なく、受験前には先生に直談判して増やしてもらったこともありました。今では試薬や器具の扱いなど、細やかな作業ほど繰り返すうちに上達するのがわかります。
メディカルバイオサイエンス学科
2年次生
愛知・県立小牧南高等学校出身
青井 佑樹さん
※情報は、2024年取材時のものです。
アニマルバイオサイエンス学科
京都・府立朱雀高等学校出身
坂野 綾香さん
Q. 長浜バイオ大学と現在の学科を選んだ理由を教えてください。
もともと動物が大好きで家ではネコを飼っていましたし、高校3年生のときに受けた生物の授業がとてもおもしろかったのがアニマルバイオサイエンス学科に進学した理由です。私は現在、京都市内に住んでいますが、地元とはまったく違う本学の豊かな自然環境にも大きな魅力を感じました。
Q. 受講しておもしろかった授業、役に立った授業はありますか?
1年次の「自然科学基礎実験Ⅰ」の授業で、琵琶湖に注ぐ近くの川で生物採取を行いました。かなり大きな魚も獲れてびっくりしたのを覚えています。こんな実習に取り組めるのも、自然豊かな環境にある本学ならではだと思います。また、実験動物に関わる授業では、学内で飼育するマウスやラットと触れ合う機会もありました。
Q. これから研究したいこと、興味がある分野は何ですか?
当初は生きものが好きという理由で本学に進学しましたが、授業を受けているうちに生きものを取り巻く自然環境にも興味を持つようになりました。また、学内で飼育されているカエルなどの両生類も「可愛いな」と感じるように。具体的な研究内容はこれからですが、ひと言に“生きもの”といっても、さまざまな角度から視野を広げられるのが本学科の良さだと思います。
Q. 長浜バイオ大学に入学して良かったことは?
先輩学生が新入生をサポートする、チューター制度があったことです。諸事情あって入学式に参加できなかったので、「友達ができなかったらどうしよう…」と不安な気持ちでいっぱいでした。でも、担当してくださった先輩のサポートで思ったよりもスムーズにみんなと馴染むことができました。今では学園祭の実行委員を務めるなど、サポートする側でチャレンジしています。
アニマルバイオサイエンス学科
3年次生
京都・府立朱雀高等学校出身
坂野 綾香さん
※情報は、2024年取材時のものです。
フロンティアバイオサイエンス学科
大阪・私立明星高等学校出身
井口 翔太さん
フロンティアバイオサイエンス学科
4年次生
大阪・私立明星高等学校出身
井口 翔太さん
最新の実験機器で先進的な学びを
生命科学に特化した数少ない大学であり、さらには特待生制度によって学費を抑えられたのが入学の理由です。中でも本学科は生きものに関わる幅広い学びが魅力。特に私は祖父が難病を患っていることから、疾患発症のメカニズムに興味を持つようになりました。また、ここには次世代シーケンサーなど最新の実験機器が整備され、充実した環境で研究活動に取り組めるのも大きな利点です。
※情報は、2023年取材時のものです。
フロンティアバイオサイエンス学科
臨床検査学コース
岐阜・県立郡上高等学校出身
野口 春果さん
フロンティアバイオサイエンス学科
臨床検査学コース
3年次生
岐阜・県立郡上高等学校出身
野口 春果さん
試験勉強に偏らない知見を養う
当初は両親の影響で看護師をめざしていました。しかし、高3の夏に偶然、臨床検査技師の仕事を知る機会があり、そこから一気に進路を変えて本学へ。専門学校だと試験に合格するための勉強になりますが、本学であれば他学科の学生にも刺激を受けつつ、私が得意な化学をはじめ幅広い知識が身につくと考えました。現在はチューターとして、多様な背景を持つ学生と交流を深めています。
※情報は、2023年取材時のものです。
メディカルバイオサイエンス学科
兵庫・県立夢野台高等学校出身
伊藤 啓輔さん
メディカルバイオサイエンス学科
4年次生
兵庫・県立夢野台高等学校出身
伊藤 啓輔さん
ビッグデータで創薬の未来を築く
高校時代に有機化学に興味を持ち、化合物を合成して医薬品を開発する知識や技術を身につけようと長浜バイオ大学に入学しました。コンピュータを駆使して膨大な化合物の中から新薬の候補物質を探し出す実習や、病院内で共有される患者情報を保管するデータベースのプログラミングなど、医療に関わるビッグデータを扱う手法を実践的に学んでいます。
※情報は、2023年取材時のものです。
アニマルバイオサイエンス学科
大阪・府立市岡高等学校出身
米澤 実佑さん
アニマルバイオサイエンス学科
2年次生
大阪・府立市岡高等学校出身
米澤 実佑さん
美味しいペットフードを作りたい!
幼いときから動物が好きで現在は猫を2匹、昔は犬も飼っていました。将来はペットフード関連の企業に就職したいと考えて、ペット栄養管理士の受験資格を得られる本学科を選びました。特に私は猫の味覚に興味があるので、講義の一環で動物の味覚に関するさまざまな論文を読む機会があり、それがとても良い経験になりました。今後も味覚や栄養に関する知識を養いたいと思います。
※情報は、2023年取材時のものです。