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Pick up 授業

実験動物の生態や繁殖・飼育法と動物愛護の精神を学ぶ

実験動物学

授業風景薬や食品、化粧品などの開発において必要不可欠な実験動物。講義では、実験動物として用いられるマウスを中心にラットやスナネズミ、ウサギ、イヌ、ネコ、魚類、両生類までを網羅し、その生態や繁殖・飼育方法などと同時に、動物愛護の精神を伝え、実験動物技術者2級の取得も視野に入れ、適正に扱えるよう指導します。
講義は、アニマルバイオサイエンス学科の教員7人に加え、実際に実験動物の販売や感染などの調査を行う企業から講師を招き行います。実験動物学は食品衛生学、食品機能学、生物多様性学と並ぶ、学科の学びの中心的構成要素の一つであり、1年次後期に開講される当科目はその入門編です。愛玩動物に関心がある学生にも身につけてほしい内容になっています。

生命維持の根幹をなす食品衛生のすべてを学ぶ

食品微生物安全学

授業風景私たちの生命を健やかに維持するうえで、「食の安全」に関わる問題を無視することはできません。講義の前半では、細菌やウイルスによる食中毒を筆頭に、植物や動物由来の自然毒食中毒、食品を介した感染症・寄生虫症について学び、後半は、残留農薬による化学性食中毒や遺伝子組み換え食品の問題、食品添加物の必要性など、食を取り巻く現状を正しく理解するために、最近のトピックとも関連づけながら学びます。「食品衛生管理者」、「食品衛生監視員」の国家資格取得にも重要な科目であり、食品衛生監視員の方にも外部講師として講義をしていただきます。