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2018年度の学部・学科の構成

バイオサイエンス学部の体系図

バイオサイエンス学部の体系図

学部長あいさつ

バイオサイエンス学部 学部長 山本 博章

バイオサイエンス学部 山本博章学部長バイオは、ことさら意識されるまでもなく古来より人々の生活の一部でした。ところが、人とのいわゆる無意識の関係は、先の世紀の中ごろから始まった新たなゲノム科学を起点とするこの分野の劇的な知識集積と技術革新により、今世紀がバイオサイエンスの時代であると確信(意識)させるほどになっています。
 バイオは、ことさら意識されるまでもなく古来より人々の生活の一部でした。ところが、人とのいわゆる無意識の関係は、先の世紀の中ごろから始まった新たなゲノム科学を起点とするこの分野の劇的な知識集積と技術革新により、今世紀がバイオサイエンスの時代であると確信(意識)させるほどになっています。

 本学はバイオに特化した「バイオの総合大学」です。バイオサイエンス(生物科学)が「生き物すべてを扱う自然科学」としますと、その分野の広さを容易に想像していただけると思います。バイオサイエンス学部の1 学部からなる本学ですが、この分野を広くカバーし、みなさんが専門の知識と技術を十分身につけて、時代に応じて変わり続ける社会の要請に十分応え、貢献できるよう、本学は常に教育課程の編成や実施方法を改善してきました。皆さんが入学する2019年度からは、新たな3 学科体制を創り出し、皆さん自身が豊かな展望を持ちながら将来を切り開くことができるように、強力に支援する体制を敷くことになっています。この「大学案内」が、そのガイドとなることを期待しています。

 本学が重点を置いている、初年次より始まる実験・実習は、バイオサイエンスの知識や技術修得に役立つだけでなく、自身で考え、グループで討論し、結果をまとめて発表する力をつけるために大変重要です。この過程で友だちや教員との距離が一気に縮まり、古くから大学生活で大事だといわれてきた「良師良友」を得るきっかけにもなります。仕上げの卒業研究は、最先端の研究を行っている教員とそのグループの先輩・同輩、また海外を含めた学内外グループと一緒に行うことになります。自分で考え行動する力が、ますますついてきます。それはとりもなおさず、「行動する思考人」となってほしいと願っている本学の理念そのものです。

 さあ、一緒に人類の課題解決に挑戦し、新しい問題(目標)を見つけながら、バイオサイエンスを楽しんでいきましょう。プロフェッショナルの教職員がみなさんを強力にサポートする体制を整えていることが、この案内からわかっていただけると思います。