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統合バイオ科学技術領域

博士課程前期課程 統合バイオ科学技術領域

さまざまな生命現象を統合的に理解するために、生物個体や細胞の機能について分子生物学、生化学、細胞生物学、生理学あるいは生態学などの観点から教育・研究を行います。

生命現象を統合的に理解するために、生命機能を司る生体分子をバイオサイエンスの技術を用いて改変し、新しい機能を持つ生体分子を創出する技術や、高度に分化した細胞の機能を細胞工学と微細構造解析を用いて解析する技術、また情報伝達や免疫機構を動植物の個体レベルで研究する技術、環境における生物の多様な生態系をさまざまな研究手法で解析する技術と共に、外国語によるコミュニケーション技術や生命倫理・科学者倫理に関しての教育を行います。

この様な教育・研究を通して、さまざまな生命活動を統合的に理解し、生命活動の機構解明に貢献する人材や人類に役立つバイオ技術を開発する人材を育成します。

学内進学の動機

鶴田 一輝 さん
博士課程前期課程
統合バイオ科学技術領域 1年
(愛知・名古屋市立北高校出身)

私は学部生のころ、ペットショップでアルバイトをした経験があり、そこでペットの肥満が大きな問題になっていることを目の当たりにしました。ペットが好む嗜好性の高い餌ほど脂質が高く、高カロリーです。でも、ペットが喜んで食べるので、飼い主はつい与えてしまう。「だったら、餌の方から改善すればいいのでは?」と考えて、3年次に養殖ビワマスやペットの飼料を開発する河内浩行先生の研究室を選びました。すると、私がやりたい研究と研究室の方向性があまりにもマッチしており、他大学への進学は一切考えず、この研究室で飼料に関わる研究を続けたいと強く望むようになりました。現在、私は肥満およびインスリン抵抗性を改善するリガンド依存性核内受容体のPPARδの活性化因子を探索しています。人工物ではなく、天然由来の食品から探索するのが目標で、遺伝子から細胞、個体レベルまで包括的に実験できる環境も本研究室の魅力だと考えています。