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研究科長メッセージ

世界の未来を切り拓く
バイオ技術・研究者をめざそう

長浜バイオ大学大学院 研究科長 伊藤 正恵


長浜バイオ大学大学院バイオサイエンス研究科は、2007年、長浜バイオ大学一期生の学部卒業と同時に設立されました。分子バイオ科学技術領域と統合バイオ科学技術領域の2領域から成り、分子から細胞、個体、環境まで、バイオサイエンスの幅広い分野の研究者が、領域横断的に連携し、理論に裏打ちされた実践力を備える次世代の人材の育成を推進しています。

現代社会は、老齢化社会に向けた新たな医薬・医療の開発、新興・再興感染症の制圧、新たなクリーンエネルギーの創出、持続可能な食料生産のための技術革新、飛躍的に進む人工知能(AI)の活用による社会変革、さらには地球規模での自然環境や生物多様性の保全など、実に多くの課題を抱えています。バイオサイエンスの力が、これらの解決に大きく貢献することは疑いの余地がありません。現在、世界中で展開されている新型コロナウイルスとの戦いにおいても、切札とされる新しい遺伝子ワクチンは、まさにバイオサイエンスを基盤とした研究の結晶と言えるでしょう。

以前、大学院へは、学者や研究者、大学教員を志す学生が進学していました。しかし、科学技術の発展により急速に変化する現代社会は、あらゆる場で、高度な専門性を備え様々な課題に挑戦できる人材を必要としています。本学研究科は、基礎から最先端まで幅広い知識を学ぶ特論、企業と連携した最先端の技術講座、国際英語・研究倫理を学ぶ講義など斬新で質の高い教育プログラム、そして研究を通して、自然現象の本質を見抜く洞察力と真実を合理的に追及する問題解決能力を育む環境を備えています。これまで多くの優秀な博士、修士が社会に送り出され、大学はもとより広く多彩な産業分野において、新しい時代の要求に応えるべく高度専門技術者、開発・研究者として活躍しています。

生命現象への好奇心やバイオサイエンスへの憧れを持って大学に進み、生命科学を学んだ皆さん。さらに一歩進んで、本学バイオサイエンス研究科で、世界的レベルの研究を思う存分進め、探究心を磨き、日本そして世界の未来を切り拓く人材として羽ばたいていただきたいと願っております。