2025年9月8日、長浜バイオ大学アニマルバイオサイエンス学科の小倉淳教授が代表を務める大学発スタートアップ「株式会社ノベルジェン」(本社:滋賀県長浜市)が、ZERI JAPAN主催、Forbes JAPANおよびOCEANS共催の「THE BLUEKEEPERS AWARD 2025」にて、“LOCAL ENGAGEMENT賞”を受賞しました。
THE BLUEKEEPERS AWARDとは
「THE BLUEKEEPERS AWARD」は、美しい“青”を未来へつなぐという当たり前を、ビジネスやライフスタイルの中で実践する個人・団体・企業を表彰するアワードです。 持続可能な社会を実現するために、環境保全・地域連携・循環型社会の構築などに取り組む“未来の青の担い手”を称えるものです。
LOCAL ENGAGEMENT賞 受賞理由
“LOCAL ENGAGEMENT賞”は、地域の特性や課題に根ざした実践を通じて、持続可能な社会の実現に寄与した企業・団体・個人に贈られる賞です。
ノベルジェンは、微細藻類の力を活かした水質浄化と脱炭素技術を軸に、滋賀・琵琶湖をはじめとする地域からグローバルへと展開する取り組みが高く評価されました。
「すごいベンチャー100」ESG・インパクト部門にも選出
また、ノベルジェンは週刊東洋経済(2025年版)「すごいベンチャー100」ESG・インパクト部門にも選出されました。
事業テーマは「微細藻類を増殖させて水浄化+脱炭素」。
環境再生とエネルギー循環を両立する革新的なモデルとして注目を集めています。
(参考)週刊東洋経済「すごいベンチャー100」掲載記事はこちら
今後の展望
ノベルジェンは、「生物の力で地球と共生する新世代の社会を構築する」ことを理念に掲げ、長浜から世界へとつながる持続可能なイノベーションの創出を進めています。 長浜バイオ大学としても、研究成果の社会実装を通じて、地域とともに歩む“ローカル発グローバル”のモデルをさらに推進してまいります。
代表取締役 小倉淳教授のコメント
大学発の基礎研究を起点とした我々の社会実装活動が、国際的にも評価の高い Forbes Ocean に認められLocal Engagement賞を受賞できたことは、研究成果の社会的意義を改めて証明するものであり、大きな励みとなります。長年培った知見と技術が、環境・産業・地域課題の解決に向けて具体的に活かされていることを示せたことは、研究者としても起業家としても非常に嬉しい瞬間です。
さらに、スタートアップ企業として 東洋経済「すごいベンチャー100」 に掲載されたことは、革新性と成長性を国内のビジネスコミュニティから評価いただいた証であり、社会実装の加速に向けた後押しとなります。
今後は、更なる基礎研究の推進と事業展開を通じて、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、世界市場への進出を視野に入れ、大学・産業界・自治体との連携を深めながら、グローバルで通用する日本発のイノベーションモデルを構築していきます。