ヤマトサンショウウオの保護活動の一環として、田村山の旧池近くの用水路に生息していた幼生約300匹を、用水路が水枯れする前に新たに整備した保護池へ移す救助作業を行いました。アニマル学科の「湖北動物プロジェクト」という講義の一環でもあります。
当日は、支援者の皆さまにもボランティアとしてご参加いただき、無事にすべての幼生を新しい環境へと送り出すことができました。作業は、齋藤先生による大講義室での事前説明(保護活動の経緯、卵の移動、新池の状況など)から始まり、その後、現地に移動して保護池での幼生観察や、用水路からの幼生救出を実施。救出した幼生は、丁寧に保護池へと放流しました。
自然に恵まれた新しい環境で、ヤマトサンショウウオたちが健やかに成長してくれることを願っています。今後も地域と協力しながら、継続的な保護活動に取り組んでまいります。