2025年7月26日(土)、大津市の「しがぎんホール」にて開催される『第10回滋賀テックプラングランプリ』(主催:滋賀県、株式会社リバネス)に、長浜バイオ大学の教員が登壇・参加します。
本イベントは、滋賀県内の大学や企業、スタートアップが持つ技術や研究シーズをもとに、社会課題の解決につながるビジネスプランを発表しあう「研究開発型ベンチャー発掘・育成プログラム」です。県内外の企業や教育機関との交流の場としても注目されています。
基調講演|小倉 淳 教授
基調講演には、本学アニマルバイオサイエンス学科の小倉淳教授が登壇します。小倉教授は、2019年に本学での研究成果をもとに株式会社ノベルジェンを設立し、持続可能な水産養殖の実現に向けた技術開発と事業化を進めています。
今回の講演では、「研究から未来へ ― 滋賀発・スタートアップ成長戦略とテックプランター活用の実際」と題し、アカデミア発のイノベーションをいかに社会実装へとつなげていくか、実例を交えて紹介します。
ファイナリスト発表|清水 正宏 教授
グランプリのプレゼンテーションセッションでは、本学バイオデータサイエンス学科の清水正宏教授が、ファイナリストとして選出されています。
発表テーマは「クラゲと築く海洋ごみ回収生態系」。水クラゲの自然な遊泳・摂餌行動を活かし、クラゲ自身に負荷をかけることなくマイクロプラスチックを回収する共生型の海洋浄化手法を提案します。
未来の研究者育成も支援|原口 大生 助教が研究コーチとして参加
当日は併催プログラムとして、滋賀県内の中高生による研究活動を支援する「滋賀ジュニアリサーチグラント」授与式も行われます。
本学からはフロンティアバイオサイエンス学科の原口大生助教が研究コーチとして参加し、滋賀県立甲南高等学校の研究チーム(研究テーマ「アロマオイルによるアレロパシー効果」)の指導を担当します。
地域から未来へ。
長浜バイオ大学は、研究・教育・地域連携の現場から、次代を担うイノベーションと人材の育成に取り組んでいます。本イベントへのご参加、ならびに本学教員の取り組みにぜひご注目ください。
【イベント概要】
日時:2025年7月26日(土)12:30開場/13:00開始
会場:しがぎんホール(滋賀県大津市浜町1-38 滋賀銀行本店2階)
主催:滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアム(滋賀県/株式会社リバネス)
※詳細は[滋賀テックプランター公式サイト]をご覧ください。チラシPDFはこちら。