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「犬といっしょに食べられるおやつ」審査結果発表

アニマルバイオサイエンス学科の学生と、食パン専門店「さすがにオテアゲ」(滋賀県守山市)は「犬といっしょに食べられるおやつ」プロジェクトに共同で取り組んでいます。

2024年5月15日、2年次生、3年次生の学生が5つのグループごとに商品アイデアをプレゼンテーションする会を開催しました。

  • ブレアとパルム:バナナやリンゴなどのフルーツ入りボールドーナツ
  • とたけけ:既存商品を生かし、材料を置き換えた食パン
  • キノピオ:愛犬と楽しめるひと口サイズのマフィン
  • きなことむぎ:アレルギー源を減らし、野菜を使ったマーブル食パン
  • いぬぱん:断面が看板犬「オアゲ」の顔になる食パン

全グループが、事前に学習した犬のアレルギー源となる材料を他のものと置き換えたり、カロリーが高くなりすぎないようにしたり、見栄えをよくしたり、販売の際の戦略を考えたりと、さまざまな工夫をこらしたアイデアをプレゼンテーションしました。

「さすがにオテアゲ」から4名、大学からはアニマルバイオサイエンス学科の河内浩行教授と広報担当の2名が審査を担当しました。どのグループのアイデアも優れていて製造の参考にもなるという意見が大半で、審査に時間がかかりました。ただ、その中でも商品のSNS映えを考慮して「オアゲ」パンの試作も行った「いぬぱん」のアイデアが1位を獲得して商品化が決定しました。

また「きなことむぎ」のマーブル食パンは練られたアイデアで実現度が高く、「とたけけ」のアイデアと合体させる形で商品化をめざすことになりました。「ブレアとバルム」「キノピオ」のおやつのアイデアも素晴らしく、ただ実際に試作してみないと作れるかどうかわからないとのことで、これらは制作を検討する、ということになりました。

これらの商品アイデアは「さすがにオテアゲ」がそのコンセプトに沿ってレシピを考案します。レシピを基に長浜バイオ大学が成分分析を行い、試作や試食、改良のプロセスを経て7月の販売開始をめざします。

この模様がテレビで放送されます。(予定が変更になる場合があります)

  • ZTV(ケーブルテレビ):5月20日(月)18:00~
  • びわ湖放送:5月16日(木)17:20~「ニュース滋賀いろ」