今日は岐阜県立岐山高等学校に
お邪魔いたしました。
岐阜県立大垣東高等学校、岐阜県立岐阜農林
高等学校に続いて、岐阜県3校目の連携実習になります。
岐阜県立岐山高等学校は、普通科と理数科を
お持ちの高等学校で、(独)科学技術振興機構
(JST)のスーパー・サイエンス・ハイスクール
(SSH)に指定されています(詳細はコチラ)。
長浜バイオ大学とは昨年11月と12月に連携実習を行っておりますが、今年も実施することになりました。
今回は、普通科2年生・3年生、16名の生徒との実習になります。
今回の実習も、(社)農林水産先端技術振興センター(STAFF)が所有する特許技術を長浜バイオ大学が高校生にも分かりやすいように教材化した実習『ブタの品種鑑定をしよう!』(実施許諾済・詳細はコチラ)で、1日で行いました。
当日は、時々雨が降るあいにくの天気でしたが、
みんな元気いっぱいに取り組みました。
(↑の写真は岐阜城。高校の近くにあります。)
まずは、PCRの基礎について講義を受けます。
校長先生も聴講されていました。
続いて、マイクロピペッターの練習。ピペッターを使うのは全員初めてなので、すごく興味をもって作業を進めます。一応の使い方がわかったら、アガロースゲルへのアプライ練習を行いました。
ちょっと難しかったかな?でも、すぐに慣れて完璧!にできるようになりました。
また、同時進行で手動PCRを行います。40サイクルを2グループで進めていきました。
午前中最後は電気泳動による確認。
今回もきちんと増幅できていましたね。
すばらしい!
午後は、制限酵素処理からはじめます。午前中に増幅させたDNAを制限酵素と混ぜて、
反応を行います。
30分程度の時間待ちがあるので、その間にDNA鑑定に
ついてお勉強をしました。
酵素消化も終わり、いよいよ、電気泳動と確認作業。
みんな、結果がどうなるか期待しながら作業を進めます。
電気泳動の結果は右のとおり。全員、無事結果が出ました。
また、何色のブタだったのかもきちんと判定できました。
よくできました!
そして、実習終了です。みんな修了証を受け取ります。
2年生の生徒には習っていないところもあって、少し難しかったと思いますが、
みんな良くがんばりました。そして記念撮影!
こうして無事実習を終了いたしました。受講いただいきました生徒の皆様、
ご協力いただきました諸先生方、ありがとうございました!