ウイルス感染増殖病原性宿主指向性遺伝子組み換えウイルス工学
ウイルスは、細菌やカビ、酵母など他の微生物と異なり、核酸とタンパク質のみで構成され、電子顕微鏡でしか見ることができません。しかし、宿主となる生きた細胞に感染して子孫を残し、ヒトや動物に病気を引き起こすなど、小さな体で大きな存在感を持っています。研究室では、最先端のウイルス遺伝子組み換え技術を使って感染の仕組みを追求し、その予防と治療をめざしています。
[卒業研究テーマ例]
- 麻疹ウイルスの感染性粒子形成に関わる宿主因子の同定
- 麻疹ウイルスの神経細胞馴化機構
- 亜急性硬化性全脳炎ウイルスの神経病原性発現機序
