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岐阜県立岐阜城北高校で模擬授業「臨床検査ってなぁに?」を実施しました

1月20日(火)、岐阜県立岐阜城北高校にて、本学臨床検査学コースの山本哲志准教授による模擬授業が行われました。『臨床検査ってなぁに?』と題した今回の授業では、講義だけでなく、実際に医療現場で使用される器具を使った体験実習などを通じて、臨床検査技師という仕事の魅力や奥深さを高校生の皆さんに体感していただきました。


まずは「変身」からスタート!

授業の冒頭、「何事も形が大事」という山本准教授の掛け声のもと、生徒の皆さんにスクラブや白衣を着用していただく「変身体験」を行いました。医療従事者のユニフォームに袖を通すことで、少し緊張感と期待感が高まった様子で授業がスタートしました。

見て、聴いて、触れる体験実習

今回の模擬授業では、以下の3つのグループに分かれてローテーションで実習を行いました。
1.超音波(エコー)検査体験:超音波診断装置を使い、模擬患者や自分自身の体の中を覗いてみました。
2.顕微鏡体験:ミクロの世界を観察し、細菌(善玉菌・悪玉菌)や血液細胞の姿を確認しました。
3.聴診体験:実際に病院で使われている聴診器を使い、自分や友人の心臓の音(心音)を聴いてみました。

講義の中では、映画『はたらく細胞』の話題も交えながら、赤血球や白血球、血小板などの役割を分かりやすく解説。また、手洗い後の手に残る常在菌を培養した写真などを見ながら、微生物検査の重要性についても学びました。


「健康へのナビゲーター」としての臨床検査技師

体験の後は、臨床検査技師の仕事についての講義が行われました。医師の働き方改革に伴い、これまで医師が行っていた業務の一部を臨床検査技師が担う「タスク・シフト/シェア」が進んでいる現状や、手術中の神経モニタリング、感染制御チーム(ICT)での活躍など、チーム医療において欠かせない存在であることが説明されました。山本准教授は「臨床検査技師は健康へのナビゲーターであり、医師がいない時の代わりになるくらい多くのことができる仕事」と、その専門性の高さと将来性を伝えました。

参加した生徒さんの声

受講した生徒さんからは、以下のような感想が寄せられました。
「臨床検査技師はあまり目にした事はなかったけど、たくさんの仕事があることがわかったし、医師がいない時の代わりになるくらいできることが多い事を知った。エコーのことも知れたし、それ以外の知識も多少知れたので良かったです。」

今回の授業を通じて、普段あまり目にすることのない臨床検査技師の具体的な仕事内容や、医療現場での頼もしい役割について深く知っていただく良い機会となりました。