×

「長浜学びの実験室」長浜市立永原小学校

長浜市立永原小学校「植物のからだのはたらき」

 6月9日(金)、長浜市立永原小学校の6年生、21名が来校し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。実験は長浜バイオ大学の力石先生の指導のもとで行いました。実験内容は「植物の吸水の実験と観察」と「気孔の観察」です。

 午前中は、オリヅルランと豆苗を使った吸水実験を行いました。オリヅルランの葉や豆苗の茎や葉の中を色水が通っていく様子を双眼実体顕微鏡で観察しました。

 昼食は大学の食堂でカレーを食べて学食の雰囲気を体験してもらいました。昼食後は学内見学です。公認課外活動団体「米長滋彦の蜂蜜会 学生部」の活動の様子や、大学の実験室・研究室を見学しました。 「米長滋彦の蜂蜜会 学生部」の活動の様子はこちら

 午後の実験では、学食体験の前に色水に挿しておいたシロツメクサとヒメジョオンの変化を観察したのち、双眼正立顕微鏡で植物の気孔を観察しました。ツユクサの葉の裏側を薄くはがしてプレパラートを作り、吸収した水の出口「気孔」の様子を観察し、タブレットで撮影していました。


 

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

 「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2023年春に開設8周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校32校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

 次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までまでご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。

連絡先  長浜バイオ大学 大学管理運営機構 財務担当
 〒526-0829 滋賀県長浜市田村町1266番地
 TEL:0749-64-8100 FAX:0749-64-8140
 E-mail:jim@nagahama-i-bio.ac.jp