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滋賀の蜂蜜で造るお酒の発表・試飲会を開催しました

2022年7月21日、「米長滋彦(よねながしげひこ)の蜂蜜会」の主催で、滋賀の蜂蜜で造るお酒の発表・試飲会が開催されました。

「米長滋彦の蜂蜜会」は、びわ湖東北部地域連携プラットフォームの「産業振興に向けた産官学連携事業」の助成を受けて発足した会です。今回は岡村本家(豊郷町)が蜂蜜梅酒、佐藤酒造(長浜市)がミード(蜂蜜酒)、彦根麦酒(彦根市)がハニーエールを持参し、滋賀県産の蜂蜜にこだわりを持つ安土養蜂園(近江八幡市)も参加して、これまでの経緯や取り組みについて説明が行われました。養蜂園と酒蔵、ブルワリー、大学による共同開発で、蜂蜜を使ったお酒の商品化をめざしています。

ミード(蜂蜜酒)はまだ日本ではあまり知られていませんが、蜂蜜を原料に、酵母を加えて発酵させたお酒で、ワインなどよりも古くからある人類最古のお酒だそうです。フロンティアバイオサイエンス学科の向由起夫教授は「ミードの知名度を上げつつ、年内には商品化を実現したい」と述べました。

蜂蜜梅酒、ミード、ハニーエールをそれぞれ試飲した参加者からは「食前酒にぴったり」「蜂蜜を使っているから甘いのかと思ったらそうでもなく、日本酒のうまみも感じられてスッキリしている」などの感想が聞かれました。

蜂蜜会のインスタグラムもご覧ください。米長滋彦の蜂蜜会 Instagram