2022年7月22日、三重県立桑名高等学校の理数科2年生が来学し、高大連携講座を実施しました。
実験講座「PCRによる食肉の種類の鑑定」を本学高大連携担当の黒田主任が担当し、器具の使い方や実験の手順を、ひとつひとつ丁寧に確認しながら実験を進めました。マイクロチューブに入った乾燥肉片に、マイクロピペットを使って薬品を添加した上で遠心分離機にかけて…など、いくつかの作業を経ると、肉由来のDNAを取り出すことができます。このDNAの特定の部分をPCRで増やし、電気泳動で解析するという流れです。
最終的に鑑定対象の食肉がウシ・ブタ・ニワトリなど何由来かがわかるまで、手順を踏んで実験を進めていきます。繊細な作業が多く、生徒たちは慎重な手つきで取り組んでいました。
〈参加者アンケートより〉