2024年3月22日(金)、滋賀県立虎姫高等学校の1年生・33名が来学し、学校設定科目「究理Ⅱ」Scienceコースで行う課題研究についてテーマの検討会を行いました。本検討会は、2021年度に締結した「包括連携協力に関する協定」に基づき3年目を迎える事業です。
各研究テーマのアドバイスは、7名の大学教員(河合靖教授・西郷甲矢人教授・岩本昌子准教授・高橋健一准教授・和田修一准教授・今村綾講師)が行いました。
高校生らは自分たちで考えた、数学・物理・化学・生物分野で取り組んでみたい研究テーマを発表し、研究者である大学教員からテーマ設定や研究方法についてアドバイスを受けました。アドバイスを受けた高校生らは、考えてきた研究テーマを実践するヒントを得、今後1年間を通じて取り組む研究の方向性にイメージを膨らませていたようです。
また、3月24日(日)には本学の教員が研究について紹介するポスターセッションを開催しました。研究内容の説明やポスターの構成など、今後の研究発表に向けて積極的に質問していました。
本格的に研究がスタートすると、研究テーマごとに本学教員がスーパーバイザーを担当し、実験方法や研究の進捗について随時相談に応じます。場合によっては、本学に設置してある最新の実験設備を活用し実験を行うことも可能です。好奇心旺盛に探究し続ける理系人材としての成長に少しでもお手伝いできればと考えています。