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キャリア科目で卒業生と学生たちとの討論会

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 3年次キャリア科目「社会との関わりと自己表現」のなかで、本学卒業生と学生たちとの討論会を開催しました。

3年次キャリア科目「社会との関わりと自己表現」は、業界や企業活動への理解を深めながら、同時に働くことの意味を考えることを目的とした授業です。今年は初めての試みとして、5月31日(土)に、さまざまな業種・職種の卒業生 11人に本学に来てもらい、「社会で働く目的と働き方」について、それぞれの立場から考えを述べてもらいました。

まず、最初に、ひとり10分で、会社と仕事の簡単な紹介、今の会社・仕事を選んだ理由、 今後の夢について、集まった約80名の学生たちを前に語ってもらいました。次いで、NHKの徹底討論形式で、対峙する形で椅子に座った卒業生と学生たちが、松島三兒教授から出される質問に1〜3の番号札で答え、指名されたら自らの考えを述べていきます。
先輩たちの考えが、職業的背景の違いによって異なったりすることに学生たちは強い関心を持ったようで、書籍や教職員からの情報だけでは知ることのできない内容に真剣に聞き入っていました。
学生たちからは、「普段、卒業生の先輩と関わりを持つことが少ないので、参加できて良かった」「アルバイトと正社員との違いがよくわかった」「先輩の話から、就活時における挨拶の大切さ、気を抜かないことの大切さ、自己分析の重要さを知ることができた」「まだ進路を具体的に決めていない段階で、先輩たちの話を聞けたことは大変参考になった」「先輩たちの考え方もさまざまであり、絶対こうしなくてはいけないという正解があるわけではないことがわかり、安心した」などの声が聞かれ、今後の進路を考えるにあたり、おおいに刺激を受けたようでした。

討論終了後には、学生が先輩のところに行って質問したり、真剣に話し込む姿が見られました。また、卒業生からも「学生達が企業に対してどういう情報を知りたいと思っているのか生の声を聞くことができたので、今後の採用活動にも活かしていきたい」といった意見が出され、今後の卒業生と学生との交流のひとつの形として、徹底討論方式が有効である可能性が示されました。

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