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比較動物学研究室

ストレス応答発生多様性

環境の悪化に対して生物が行う反応を、ストレス応答と呼びます。従来、ストレス応答の研究では、大腸菌や酵母などのモデル生物を使い、多くの生物に共通した仕組みが研究されてきました。それに対して本研究室では、ホヤ、プラナリア、ミミズ、カキ、ヒドラなどさまざまな動物を使って、動物におけるストレス応答の仕組みの多様性を調べています。また、環境汚染や海水の酸性化などがホヤの発生に与える影響についても研究しています。

[卒業研究テーマ例]
  • プラナリアのsmall HSPファミリー遺伝子の発現解析
  • ミミズにおけるUspAファミリー遺伝子のストレス応答
  • ホヤの発生に対する多環芳香族炭化水素の影響の解析

和田 修一 准教授

  • 博士 (理学) (東京都立大学)
  • 東京都立大学大学院理学研究科博士課程修了

専門分野 発生生物学、ストレス生物学