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応用微生物学研究室

細胞寿命抗老化酵母遺伝学

環境微生物学パンや酒の製造に使われる出芽酵母は、ヒト細胞と同じ遺伝子や細胞機能をもっていることから、遺伝学や生化学の基礎研究に欠かせないモデル生物です。酵母は約5,900 個のタンパク質をコードする遺伝子をもちますが、その1割の遺伝子の機能が不明です。これらの分子機能や細胞機能を解明するとともに、細胞の老化や寿命を制御する遺伝子を発見し、その働きを解明することに挑戦しています。また、様々な環境から酒造に適した酵母を分離し、新たなお酒を造ることにも取り組んでいます。

[卒業研究テーマ例]
  • ポリリン酸による細胞寿命制御メカニズムの解明
  • 出芽酵母の機能未知遺伝子の機能解明
  • 酒造に適した酵母の探索とその特性解析
向由起夫先生

向 由起夫 教授

  • 工学博士 (大阪大学)
  • 大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了
専門分野 遺伝学、分子生物学、応用微生物学