細胞寿命抗老化酵母遺伝学
パンや酒の製造に使われる出芽酵母は、ヒト細胞と同じ遺伝子や細胞機能をもっていることから、遺伝学や生化学の基礎研究に欠かせないモデル生物です。酵母は約5,900 個のタンパク質をコードする遺伝子をもちますが、その1割の遺伝子の機能が不明です。これらの分子機能や細胞機能を解明するとともに、細胞の老化や寿命を制御する遺伝子を発見し、その働きを解明することに挑戦しています。また、様々な環境から酒造に適した酵母を分離し、新たなお酒を造ることにも取り組んでいます。
[卒業研究テーマ例]
- ポリリン酸による細胞寿命制御メカニズムの解明
- 出芽酵母の機能未知遺伝子の機能解明
- 酒造に適した酵母の探索とその特性解析
![向由起夫先生](https://www.nagahama-i-bio.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/05/d633bcb996f1f722b61b0f3c5d510cb8.png)