11月23日(土)にびわ文化学習センター(リュートプラザ)において、第4回長浜市社会福祉大会が開催されました。この大会には300名を超える福祉関係者や一般市民が参加し、社会福祉に貢献した市民の表彰のほか、地域福祉をテーマにした講演、シンポジウムなどが行われました。
本学からは、キャリア科目である「ボランティア活動の意義と実践」を受講した1年次生の代表としてバイオサイエンス学科の太田早紀さんと花本修一さん、アニマルバイオサイエンス学科の吉本葵さん、コンピュータバイオサイエンス学科の大浦彩さんの4人と、指導教員の松島三兒教授が参加し、地域福祉シンポジウム(活動実践事例発表)のなかで「私たちが考えるしょうがい福祉」と題した発表を行いました。
授業では、学生36名が11か所のしょうがい者作業所・施設に分かれて実習を体験した後、それぞれの体験を共有する中で、望ましい共生社会のあり方とその実現のために自分たちにできることについて話し合ってきました。
4人の学生は、自分たちが話し合ってきた内容をしっかりとした大きな声で発表し、会場から大きな拍手を浴びていました。
【太田早紀さんのコメント】
今回、長浜市社会福祉大会に参加し、福祉についての意見を発表させていただきました。また、他の参加者の方々の意見も聞くことができ、多くの方がそれぞれの活動を様々な思いで行っていることを知りました。意見を聞く中で障害をもった方もお年を召した方も、子供たちも共に生きる社会を目指して一緒に生活していくには互いの意見や体験を知り、伝え合うことが不可欠だと感じました。そして、そのためにもこの大会のような意見を交換し合う場はなくてはならないものだと思いました。意見を伝え合うことが何かのきっかけになり、新しい発見がうまれる可能性を持っていることを、この大会に参加することで改めて実感することができました。
私は今後様々な体験をし、意見をもつと思います。その際は自分から伝えるということを実行し、自分の経験や意見を深めていきたいです。