×

新型コロナウイルスの感染拡大抑止に配慮して、卒業生・修了生の門出を祝う

長浜バイオ大学の卒業式・学位授与式を、3月21日に執り行いました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い学生・教職員の安全確保と学内外への感染拡大の抑止を最優先に考え、保護者には参加をご遠慮いただいて、卒業生・修了生と教職員のみで学部卒業生236人と大学院修了生25人の門出を祝いました。また、次第も各学科・プログラムの総代への卒業証書・学位記授与と学長式辞のみとして、来賓もお招きせずに執り行いました。

バイオサイエンス学部3学科7教育プログラム修了者の代表、大学院バイオサイエンス研究科博士課程前期課程と同後期課程の代表一人ひとりに、蔡晃植学長が学位記・卒業証書を手渡しました。

学長式辞で蔡晃植学長は、「本来、華やかであるべき卒業式を、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためにこのように変更せざるを得なかったのは、断腸の思いであります」としたうえで、卒業生・修了生に二つの呼びかけを行いました。一つは、第四次産業革命とも呼ばれる変化する社会において、サイエンスイノベーションの知識と技術を習得した本学の卒業生・修了生が、持続可能な日本社会を築くリーダーとして活躍していただきたいと期待を表明しました。もう一つは、「他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ」という19世紀の著名な考古学者であり生物学者であったジョン・ラボックの言葉を引き合いに、「卒業される皆さまが継続した勉学を行うことで、変化し続ける社会で活躍し、正しい情報の発信源となり、社会の一員としての義務を果たしていただけることを切に望みます」と呼びかけました。

なお、各学科・プログラム、課程の総代は、以下のみなさんです。

バイオサイエンス学科(創薬・機能物質プログラム)  吉永 悠人さん
バイオサイエンス学科(環境・植物制御プログラム)  亀田 森羅さん
バイオサイエンス学科(遺伝子・細胞新機能プログラム)  角尾 愛実さん
バイオサイエンス学科(臨床検査学プログラム)   中島 静香さん
アニマルバイオサイエンス学科     大岩 寛之さん
コンピュータバイオサイエンス学科(情報生物学専門プログラム) 谷口 雄大さん
コンピュータバイオサイエンス学科(医療情報技術専門プログラム) 篠田 和也さん
大学院バイオサイエンス研究科博士課程前期課程    加藤 優実さん
大学院バイオサイエンス研究科博士課程後期課程    酒井 琴和さん