2025年12月25日、長浜バイオ大学にて大学院説明会を開催しました。
白井 剛研究科長からは、将来の就職先を考えたときに、専門性の高い職種では半数以上が大学院修了者で占められており、本学修了生の約4割も研究・開発職で活躍している現状を解説。また、学部卒と大学院修了者の生涯賃金に関するデータも紹介され、進学が長期的な経済的メリットをもたらす可能性が示されました。学費等の懸念に対しては、内部進学者の入学金免除や奨学金、TA制度などを活用することで、国立大学並みの負担額で修了が可能になる手厚い支援体制について説明がありました。
続いて、現役大学院生の道下 望さん(生体物質科学研究室 博士前期課程1年)と浅井 七音さん(植物分子環境生理学研究室 博士前期課程1年)が登壇し、内部進学を選んだ理由を語りました。二人は、学部4年次からの研究テーマをそのまま引き継げる「研究の継続性」を最大のメリットとして挙げました。修士課程の2年間と合わせ、計3年間じっくりと一つのテーマに取り組める環境が、質の高い研究成果や学会発表の実績につながると強調しました。
最後に設けられた質疑応答では、「本学への内部進学を選ばないケース」について質問が挙がりました。これに対し白井研究科長は、「大学院進学においては、自分が研究したいテーマを扱っている研究室を選ぶことが最も重要。もしやりたい研究が他大学にあるならば、そこを目指すべきである。」と回答し、学生自身の研究意欲を第一に考える視点が示され、説明会は終了しました。






