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番場千石谷生き物調査を実施(湖北動物プロジェクトⅠ)

長浜バイオ大学が位置する湖北地方は、豊かな生物多様性を保ちながらその自然環境の中に人々が調和して暮らす恵まれた地域であり、そんな自然環境の中でたくさんのフィールドワークを実施しています。 この日は、湖北動物プロジェクトⅠの講義で、米原市番場千石谷において本学アニマルバイオサイエンス学科1年生15名がビオトープの生き物調査を行いました。胴長を着用して2グループに分かれた学生が2箇所のビオトープにおいて1時間程度調査を行いメダカやホトケドジョウ、アカハライモリ、ヤゴ類を含む水性昆虫など多種多様な生き物が多く発見されました。

齊藤修教授の講評が行われ、興味深いことに近い場所にある各ビオトープにおいて異なる生き物が生息していることが明らかになりました。さらに、外来種であるアメリカザリガニの駆除においても貢献しました。これらのビオトープはかつての一般廃棄物最終処分場建設時に自然豊かな千石谷の生き物を保護するために整備されたものです。本実習においてこのビオトープが千石谷の自然環境を保護する重要な拠点であることを学びました。