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キャリア教育科目で卒業生を招いて講演

IMG_43071年次生対象のキャリア教育科目「大学での学びと実践」(担当:松島三兒先生)の4月28日の授業で、3人の卒業生が講演しました。

この科目では、新入生が大学での学び方を習得するために、毎年卒業生を呼んで仕事の紹介や大学時代の学びについてなどを話してもらっています。今回講演してくれた卒業生は、不妊治療専門のクリニックで胚培養士として活躍している石田彩子さん、製薬会社で品質管理の仕事をしている宮田千加さん、そして長浜バイオ大学で実験付属施設の助手を務めている水戸直さんの3人です。

卒業生がそれぞれ、現在の仕事を選択した動機と仕事の内容や働きがいを紹介、大学時代の学びで役立っていること、学生生活で心がけて欲しいことなどを話しました。石田さんは、全国で2千人程の胚培養士(エンブリオロジスト)の仕事について紹介、学会への参加や発表で求められるコミュニュケーション能力の大切さを話しました。水戸さんは、カスミサンショウウオの保護という卒業研究を続けるために大学院に進学、そこで研究室の運営にも関わり、先輩たちの研究を引き継ぎ後輩を指導する大切さを学んだこと。実験付属施設を担当しての失敗談も交えながら仕事を紹介しました。宮田さんは、学部卒業後に食品会社に就職した後、自ら望む仕事を求め大学に戻り大学院に進学し、今の会社に就職した遍歴を紹介しながら、有効要素の検量と有効な活性化を調べる製薬会社の品質管理の仕事を紹介しました。

その後、就活や学生時代の学びと生活など、1年次生からの多彩な質問に応えました。この講義には、アニマルバイオサイエンス学科の3年次生6人も聴講しました。

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