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実験動物慰霊祭と動物実験教育訓練を開催

IMG_29442015年度の長浜バイオ大学実験動物慰霊祭と動物実験に関する教育訓練を、2月15日に開催し、アニマルバイオサイエンス学科の学生を中心に、動物実験に関わる学生、院生、教職員が参加しました。この慰霊祭は、学生実験や研究で使われた実験動物を悼み感謝するとともに、動物実験の意義とあり方を考える場として毎年開催しています。

三輪正直学長は、仏教では生きとし生けるものを大切にして石ころにも生命が宿っていると考えることを引き合いに、改めて動物実験の基本理念である「3Rs」の実践を呼びかけるとともに実験動物に感謝したいと挨拶しました。実験附属施設委員長の野村慎太郎先生が、今年度の動物実験の状況を報告したのち、実験に貢献した実験動物に感謝の意を込めて参加者全員で黙祷を捧げました。

この後、動物実験の教育訓練を開催し、永井信夫先生が動物実験の必要性と動物実験のルール、社会的側面と科学的側面からみた適正な動物実験と実験の流れ、安全管理について講義しました。続いて齊藤修先生が、本学の実験附属施設を利用するための規定と、実際の利用の流れを説明、施設管理者の水戸直助手が、VTRで具体的な利用の仕方を紹介しました。

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