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タイ・カセサート大学との大学間学術交流協定を結びました

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 1月28日、かねてより交流のあるタイ王国・カセサート大学の工学部との学生交換ならびにインターンシッププログラムに関する覚書を交わすとともに、大学間の学術交流協定を結ぶ調印式をとり行いました。
 本学とカセサート大学とは、研究者同士の交流から始まり、2004年に同大学理学部と学部間での学術交流協定を結び、教員の交流を行ってきました。
 今回は、工学部との2つの覚書を交わすとともに、他分野での今後の交流を視野に入れて、同時に大学間の学術交流協定を結ぶことになりました。
 今後は、覚書に基づき、まずはカセサート大学工学部コンピュータ工学科の希望する学生が、本学の強みの一つであるコンピュータバイオサイエンス学科において、インターンシップで10週間、生命情報科学(バイオインフォマティクス)を学ぶ予定です。すでに、3月から2名の学生が10週間の予定で本学に派遣されることになっています。

 調印式では、本学三輪正直学長とカセサート大学のタニア・キティワット工学部長が大学間学術交流協定書に、また池村淑道バイオサイエンス学部長とタニア工学部長が覚書に調印しました。
 三輪学長は、「グローバル社会のなかで、これからの私どもは世界との交流を一層深めていく必要があります。そのような環境の中で、学生諸君にも積極的に海外の学生との交流を進める必要があります。このような折、タイ王国の有名な国立大学であるカセサート大学との学術交流、学生の交流協定を結ぶことができることは、まさに時宜を得たものです。カセサート大学工学部情報学科は、タイ王国でもトップランクの学科であり今回、交流協定を結ぶことができましたことは私どもの深く喜びとするところです。まず私どものバイオサイエンス学部コンピュータバイオサイエンス学科との直接の交流が進むことを期待しています。さらに今回、大学間の協定も結ぶことができ、今後さらに他の学部間との交流も進展することを期待しています」と挨拶をしました。
 タニア工学部長は、「温かい歓迎をありがとうございます。今回の協定により、長浜バイオ大学とカセサート大学は今後いろいろな形のコラボレーションができると思います。教員、学生、研究の交流が活発になり、さらにそれによって2国間のよい交流に貢献していけると思います」と挨拶の言葉を述べました。また、長浜の印象を尋ねると、「日本には20回来ていますが長浜は初めてです。こんな大雪は見たことがない」とたまたま昨日から降り始めた雪に驚いたようすでした。また、「大学や学生寮を見学しましたが、きれいに掃除、整頓されていて、本学の学生も気に入ると思います。お互いのよい所をとり入れ合って、お互いの発展のために交流をしていきたい」と話しました。

【カセサート大学】 Kasetsart University
 カセサート大学は、1943年にタイで最初の農業大学として設立された国立大学で、タイで3番目に古い大学です。タイのトップクラスに位置する権威のある大学の一つです。
 現在は、農学部、工学部、経営学部、水産学部、人文学部、林学部、理学部、教育学部、経済学部、建築学部、社会科学部、獣医学部、農産業学部、スポーツ科学学部などを擁する総合大学です。
 全在籍者数は、5万人以上で、タイ国内でもっとも規模の大きい大学の一つです。また、農学部をはじめ、多彩なインターナショナルプログラムを設けて、世界中の大学から学生を受け入れています。

カセサート大学ホームページ

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2013年1月29日 中日新聞より
長浜バイオ大が交流協定を締結 タイ・カセサート大と

 長浜市田村町の単科大学・長浜バイオ大学は28日、タイ・カセサート大学と学術交流協定を結んだ。バイオ大で開いた調印式には三輪正直学長ら6人、カセサート大からタニヤ・キャティワット工学部長ら4人が出席した。
 バイオ大バイオサイエンス学部とカセサート大理学部は、2004年に学部間レベルで協定を結び、既に教員の相互派遣などで学術交流を進めている。
 今回は、新たに工学部と締結するとともに、他学部との交流も推進するため、大学間レベルで協定を結ぶことになった。
 まず、3月に工学部コンピュータ工学科から2人がバイオ大を訪れて10週間滞在し、コンピュータバイオサイエンス学科で生命情報科学を学ぶ。
 カセサート大は1943年に設立された国立大で文・理科系の13学部を擁する総合大学。
 三輪学長は「大学間で協定を結べたことは喜ばしい。いずれこちらからも希望者を募って学生を派遣する」と話している。

2013年1月29日 京都新聞より
タイの大学と学術交流協定 長浜バイオ大 学生交流強化

 長浜バイオ大(長浜市)は28日、タイのカセサート大と学術交流協定を結んだ。学生交換など交流を進める。
 長浜バイオ大は2004年11月にカセサート大理学部と学部間の学術交流協定を締結。今回、大学間の協定も結び、交流を強化することになった。
 協定調印式は長浜バイオ大であり、三輪正直学長がカセサート大工学部のタニア・キャティワット学部長と調印書を交換。同時に同大工学部と学生交換とインターンシップの覚書も交わした。
 カセサート大は1943年に設立されたタイでもトップクラスの国立総合大学で、学生数は5万人。東京大や大阪大など20を超える日本の大学とも学術交流協定を結んでいる。
 3月からカセサート大の学生2人が10週間、長浜バイオ大コンピュータバイオサイエンス学科で学ぶ予定。三輪学長は「積極的に海外の大学に出て、世界をリードする学生を育成したい」と話した。

2013年1月29日 滋賀夕刊新聞より
タイ国立大と学術協定 長浜バイオ大、海外学生と交流

 長浜バイオ大学は28日、タイの国立カセサート大と学術交流協定を締結した。
 バイオ大は研究者同士の交流を機に、2004年にカセサート大理学部と学術交流協定を結び、教員の交流を行っている。この日、バイオ大で行われた協定調印式では、カセサート大工学部と学生交換、インターンシッププログラムに関する覚書を交わしたほか、他分野での交流を視野に入れ、大学間の協定も結んだ。
 調印式に出席した三輪正直学長は「グローバル社会のなかで世界との交流を一層深めていく必要がある。そのような環境の中で、学生諸君にも積極的に海外の学生との交流を進めて欲しい」と語り、タニア・キティワット工学部長は「今後いろいろな形のコラボレーションができる。教員、学生、研究の交流が活発になり、2国間のよい交流に貢献していけると思う」とあいさつした。
 カセサート大は同国で3番目に古い大学。農学部、工学部、経営学部、水産学部、人文学部などを擁する総合大学で、在籍者は5万人を超える。バイオ大との覚書に基づいて、3月からコンピュータ工学科の学生2人がバイオ大で10週間、バイオ生命情報科学を学ぶ。

2013年1月29日 近江毎夕新聞より
タイの大学と交流協定 長浜バイオ大が学生交換なども

長浜バイオ大学(長浜市田村町)と、タイ王国のカセサート大学(バンコク市)が28日、学術交流協定などを締結した。この日、バイオ大学で調印式があり、三輪正直・バイオ大学長とカセサート大学のタニア・キティワット工学部長が大学間学術交流協定書に調印。池村淑道・バイオサイエンス学部長とタニア工学部長が学生交換、インターンシッププログラムに関する覚書を取り交わした。
 両大学は、研究者同士の交流から始まり、平成16年にカセサート大学理学部と学術交流協定を結び、教員の交流を行っていた。今回はカセサート大学工学部と2つ覚書を取り交わすとともに、他分野での交流を視野に、大学間の学術交流協定を結ぶことにした。
 今後、カセサート大学工学部コンピュータ工学科の学生有志が、長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科で10週間、生命情報科学(バイオインフォマティクス)を学ぶ予定。3月から学生2人がバイオ大にインターンシップ派遣される。
 カセサート大学は、昭和18年にタイで最初の農業大学として設立された国立の総合大学。5万人以上が学び規模、内容ともタイのトップクラスに位置する大学という。日本を始め海外の多くの大学と学術交流協定を結び、人材交流を図っている。

2013年1月30日 朝日新聞より
タイの大学と学術交流協定 長浜バイオ大で調印式

 長浜バイオ大学(長浜市田村町)は28日、タイのカセサート大学と学術交流協定を結んだ。バイオ大であった調印式には、三輪正直学長とカセサート大のタニヤ・キャティワット工学部長が出席し、協定書を交換した。
 国立のカセサート大は1943年の設立で、工学、理学、農学、経済学、スポーツ科学などの学部を擁する総合大学。同大学の理学部と、バイオ大バイオサイエンス学部が2004年11月に学部間の協定を結び、教員の相互派遣などの学術交流を進めてきた。
 今回、カセサート大工学部との学生交換や、インターンシッププログラムに関する覚書を交わすと共に、他分野での交流を視野に、大学間でも協定を結んだ。
 覚書に基づき、3月にコンピュータ工学科の学生2人がバイオ大を訪れ、10週間にわたりコンピュータバイオサイエンス学部で生命情報科学を学ぶ予定。三輪学長は「両大学間での教員、学生の交流を通して、未来の建設に向けて貢献できる若い人材が育っていくことを期待している」と述べた。