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起業家育成プログラムの滋賀県大会で、本学学生が参加するチームが優賞

233011月20日から22日に長浜市で開催された「Startup Weekend Shiga」で、本学コンピュータバイオサイエンス学科1年次生の山本真靖さんのチームが第1位に輝きました。

この企画は、2泊3日でビジネスモデルを創りあげて実践に結び付けるという54時間の起業チャレンジで、100ヵ国以上の約700都市で開催されている世界的な起業家育成のプログラムです。日本国内では10都市以上で開催され、滋賀県では昨年からスタートし今回で3回目を迎えました。

今回の滋賀大会のテーマは「外国にルーツを持つ人々と一緒につくりあげるサービス」で、31人が6チームに分かれて、初日のアイディアピッチから最終日のプレゼンテーションまで議論を重ねビジネスモデルを考えました。大会では第1線で活躍する3人のコーチがアドバイスするとともに、3人のジャッジが優勝チームを決めます。本学バイオサイエンス学部教授の松島三兒先生もジャッジとして参加しました。

山本さんたち4 人が考えたビジネスモデルは、外国人が受け取った郵便物を写メすると、すべきことを教えてくれるアプリ「korenani」です。これは、日本語が不自由でコミュニティに所属していない外国人にとって、届いた郵便物がどんな種類のものなのか、どう対応をすればよいのかが分からず、大切な通知書類を捨ててしまったり、DMなどをまとめて市役所に持ち込んだりする事例に対応したビジネスモデルです。アプリをインストールして届いた郵便物を写メに撮って送ると、どういう内容の郵便物で、どういう対処をすればよいのかを「友人」として教えてくれるもので、実際にアプリのプロトタイプを制作しました。

この企画に山本さんが参加したのは、初対面の人と合宿形式で新しいものを真剣に作り上げる魅力に惹かれたそうで、「予習はしていったものの、起業ってこんなものなのかと実感できました。制度など知っていて当たり前のことが多いのには驚きました。この体験を他の活動でも活かしていきたい」と語っています。

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