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本学と虎姫高等学校が高大連携事業協定を締結しました

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 3月21日、本学と滋賀県立虎姫高等学校は高大連携事業協定を締結しました。長浜バイオ大学で行われた協定締結式では、本学の三輪正直学長と虎姫高等学校の西嶋博純校長が、連携事業に関する協定書を取り交わしました。

 本学では、「生命科学、生命情報科学等の教育研究を、高等学校生徒または中学校生徒に対して理解し易い講義・実験により体験できる形で提供し、理系を目指している生徒だけでなく、理数教育を学ぶすべての生徒に対し、生命科学分野に対する興味関心を高め、理科教育の向上に寄与する」ことを目的に高大連携事業を推進しています。
 同じ長浜市にある虎姫高等学校とは2009年より長浜バイオ大学での講義や実習などの連携事業を実施し、2012年度に虎姫高等学校が文科省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けてからはさらに連携を深めてきました。
 今回の協定締結により、虎姫高等学校ではSSH事業として高度な理数教育を実施するために本学教員の講義や実習、研究者との交流などの事業を拡大し、本学では生命科学に興味を持つ生徒が大学で更なる教育を受けることにより、わが国の将来を担う人材の育成に貢献することにつながります。
 三輪正直学長は、挨拶で「長浜の新しい大学である本学が90年以上の歴史を誇る虎姫高等学校と連携協定を結ぶことになり、高校における教育のチャンスを得ることができました。社会に貢献できる人材の育成という観点からみて非常に意義のあることです」と述べ、西嶋博純校長は、「本校では、SSHを通して『探求力』、『表現力』、『協働力』という3つの力と『主体的な態度』、『科学的な態度』の2つの態度を育成し、すべての生徒に「科学技術リテラシー」を身につけさせることを目標にしています。長浜バイオ大学と今回正式に協定を結ぶことにより、さらに相互の教育の充実と発展を図りたい」と話しました。

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2013年3月22日 中日新聞より
教育連携 より深く 長浜バイオ大と虎姫高 協定締結

 長浜市の長浜バイオ大と虎姫高校の高大連携事業協定の締結式が21日、同大であった。2009年から虎姫高生徒の一部が大学の講義を受けるなどしていた高大連携がより進むことになる。
 09年から11年まで年1回、虎姫高2年の理系生徒が生命科学分野の講義を受講していた。昨年は2年理系生徒と1年生全員が、講義を受講。ほかにも同校科学探求部のカスミサンショウウオ研究を同大が支援したりと、関係を深めていた。
 協定締結により、毎年継続的に高校生向け講座が開かれるほか、2年理系生徒だけだった講義が1年生全員に対象が広がる。講座の回数が増える可能性もある。
 締結式では、同大の三輪正直学長が「社会に貢献する学生の育成のためには、高校教育とのつながりが大切」と意義を強調。同校の西嶋博純校長は「生命科学に関する知見を深められるほか、進路選択にも役立つ」と話した。
 協定締結はこれで長浜バイオ大は近江兄弟社高と岐阜県立岐阜農林高に続き3校目、虎姫高は滋賀医科大に続き2大学目になる。

2013年3月22日 京都新聞より
高大連携で交流深化 長浜バイオ大と虎姫高協定

 長浜バイオ大(長浜市)は21日、虎姫高(同市)と高大連携事業に関する協定を締結した。同大学が高校と協定を結ぶのは3校目。
 同大学は、2009年度から虎姫高に年1回、講師を派遣して生命科学の講義を行っている。同高は本年度から文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の指定校になっており、より関係を密にしようと協定を締結することになった。協定により、派遣の頻度が増え、生徒が同大学を訪れて施設を利用できるようになるという。
 締結式では、長浜バイオ大の三輪正直学長と虎姫高の西嶋博純校長が協定書に署名した。西嶋校長は「素晴らしい教育環境を提供してもらえる。生徒が研究者と交流し、知見も広がる」と話した。