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木曽客員教授らの研究成果が「化学と工業」誌で紹介されました

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  本学ペプチド科学研究室の木曽良明客員教授らの研究成果が、日本化学会発行の会員雑誌「化学と工業」2月号の特集「美しい形の分子5」の新潟県立大学・本間善夫准教授の記事に、「生命を支える美しい分子たち」の一つとして紹介されました。
 この成果は原子力研究開発機構の黒木良太博士らとの共同研究によるもので、HIVプロテアーゼと独自に開発した阻害剤KNI-272の複合体について中性子を用いて結晶構造を解析し、相互作用する水素原子の位置が特定されました(Proc.Natl.Acad.Sci.USA, 106,4641-4646 (2009)。
 創薬の標的タンパク質としては世界で初めての中性子結晶解析の報告です。
 (「化学と工業」2012年2月号, 65巻2号, p117-118.)