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「子ども長浜学」で学生の自主活動グループが科学実験を指導

長浜市内の小学校4~6年生を対象に長浜市が主催する、「体験する?子ども長浜学」の今年度第1回のワークショップが、7月20日に本学を会場に開催され、学生の自主活動グループ「Entrance to Science」が22人の子どもたちの科学実験を指導しました。

この「子ども長浜学」は、興味・関心・意欲を持って主体的に学ぶ子どもの育成を目標に長浜市が年間を通じて開催しているもので、長浜生活文化研究所や長浜市内の多彩な市民団体がチューターとなり、体験活動や郷土を愛するユニークな取り組みを行うワークショップです。「Entrance to Science」は、毎年この取り組みの講師として参加し、科学実験を行っています。

今回は、「振動反応」、「フルと色の変わる水」、「HeLa細胞の観察」の3つの実験を、子どもたちに体験してもらいました。これは、二色の色に連続的に変わる実験(ブリックス・ラウシャー反応)と、振ると色が戻る(ブルーボトル反応)という実験です。「フルと色の変わる水」は、ブドウ糖溶液に青い色素メチレンブルーを混ぜて置いておくと、ブドウ糖の酸化還元で溶液が透明になり、さらにそれを振ると元の色に戻ります。この性質を利用して、メチレンブルーは細胞の染色や生死判定に用いられており、この実験ではHeLa細胞を使って観察しました。

参加した子どもたちは、溶液の反応に目を輝かせ、楽しそうに実験に取り組んでくれました。

*「Entrance to Science」はFacebookページを開設していますので、下記から活動の様子をご覧いただけます。
https://www.facebook.com/entrance.science?fref=ts

 

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