2月25日（土）六荘公民館で開かれた「六荘子育てふれあいまつり」で、長浜バイオ大学の学生サークルＣＥＬＬ部※が、子どもたちに万華鏡（まんげきょう）作りを指導し、参加した児童30人が自分だけの万華鏡を作って楽しみました。
六荘子育てふれあいまつりでは、子育て講演会（講師：教育評論家・落語家 桂文喬）のほか、観賞コーナー、創作コーナー、餅つきが催されました。あいにくの雨模様でしたが、親子連れが次々に訪れ、大広間では参加者みんなで、カレーライスやつきたてのお餅をいただきました。
創作コーナー「万華鏡を作ろう！」では園児から高学年児童まで、ＣＥＬＬ部学生の説明に耳を傾け、厚紙にミラーを貼り付け、模様となるビーズや色紙を筒の中に入れるなど、完成までの細かい作業に真剣に取り組みました。最後に出来上がった万華鏡をのぞきこんで予想以上のきれいな模様に歓声をあげていました。万華鏡を完成させて余裕のある児童たちは、2冊のノートを使って摩擦（まさつ）の力を試す実験も行いました。
ふれあいまつりのスタッフさんからは、「子どもたちが大事そうに万華鏡を抱えて部屋から出てくるのをみて、ほんとうに楽しい催しをしていただいたなと感謝しております。」とねぎらいの言葉をいただきました。この日参加したＣＥＬＬ部10人は、「子どもたちと楽しく万華鏡作りができ、喜んでもらえてうれしい。」と満足そうな笑顔で公民館を後にしました。
※ＣＥＬＬ部（セル部） 月に1〜2回、滋賀県の教育委員会や自治会から依頼を受けて、小学校低学年程度の年齢の子どもたちの前で簡単な科学実験をしているボランティアクラブです。長浜バイオ大学で開催される地域の行事や学園祭でも子ども科学実験教室は大人気です。