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1/19・1/20実施 岐阜農林高等学校 連携実習(高1)レポート

 長浜バイオ大学では、高大連携事業として、大学独自事業によるバイオサイエンス連携実習を実施しております。本事業では、実験に関わる全ての試薬と機材を高等学校へ持ち込んでの実施となる出張型連携講座と、高等学校の生徒が大学へ来学され、講義・実習等を受講される来学型連携講座があります。

 今回実施いたしました岐阜県立岐阜農林高等学校は、以前より講義・実習など様々な高大連携事業を展開しており、その成果として、2011年3月に「高大連携事業に関する協定」を締結しております(詳細はこちら)。
 今回は、連携協定による高大連携事業として、1月19日(木)・1月20日(金)の2日間にわたり、Bio-Rad社のバイオ教育キット『Biotechnology Explorer  pGLO バクテリア遺伝子組換えキット』を用い、高等学校の授業カリキュラム『総合実習』の支援として実施したものです。なお、本実験は、遺伝子組み換え実験を含むため、高等学校での遺伝子組換え実験の申請・承認により実施しております。

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 初日(1/19)は、11時から14時35分の間で大腸菌の形質転換を行いました。

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 翌日(1/20)は、13時45分から15時35分の間で形質転換の結果観察と形質転換のしくみについての講義を行いました。

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 受講された生徒からは、「時間に追われる作業もあって大変だったけど、最後に大腸菌が光ってよかった」、「生物の形質は遺伝子の働きで起きることがよくわかりました」、「今回の形質転換実験は色々と応用し、活用できることがわかりました」などの感想を頂き、生物やバイオテクノロジーの奥深さを感じていたようです。
 最後に修了式を行い、修了証をお渡ししました。また、生徒の代表より、今回の連携実習のお礼を頂きました。受講いただいきました生徒の皆様、ご協力いただきました高等学校の諸先生方、ありがとうございました!

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 長浜バイオ大学では、上記以外にも様々な高大連携事業を展開しております。本連携にご興味をお持ちの先生、生徒へ最先端の生命科学に関する知識を触れさせたいとお考えの先生は、下記までご連絡くださいますようお願い申し上げます。この機会に高大連携を体験してみましょう。

連絡先: 長浜バイオ大学 高大連携事業推進室
  TEL:0749-64-8100  FAX:0749-64-8140
  E-mail:kodai@nagahama-i-bio.ac.jp

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