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本学学生が湖北福祉マップ作成にボランティアとして参加

 本学「人間力プロジェクト」の学生たちが、湖北福祉マップ製作実行委員会にボランティアスタッフとして参加し、長浜・米原両市の飲食店を障害者にとって利用しやすいかどうかという視点から紹介する「湖北福祉マップ」の作成に取り組んでいます。
 湖北福祉マップ制作実行委員会は、市民団体「ハートフル・プラザ」を中心に、長浜バイオ大学、県立看護学校、県立大学の学生ボランティアらで組織されています。
 (人間力プロジェクトとは、長浜バイオ大学1回生前期授業「ライフデザイン」の延長のプロジェクトです)

2011年8月25日 滋賀夕刊より
障害者の外出、外食を応援  湖北地域で福祉マップ作り始まる
 障害者にも健常者にも優しいまちづくりを進める市民団体「ハートフル・プラザ」などが湖北地域の飲食店をバリアフリーの視点から紹介する福祉マップ作りに取り組んでいる。
 同団体を中心に学生ボランティア、障害者団体などで実行委員会(廣部猛司委員長)を組織。「外食したいけど、店の状態がなく不安で行けない」など外出をためらいがちな障害者を支援するため、飲食店のバリアフリー度を調査することにした。
 23日には市内の飲食店で、調査に参加するスタッフが車椅子利用者を伴って予行演習を行い、チェック項目の確認を行った。
 調査は●駐車場の有無●駐車場から店内までの段差●店内の構造●カウンターの高さ●椅子は可動式か●トイレの手すり●店員の介助協力●介助犬の同伴―など子細にわたる。
 実行委員会では9月中に、調査に協力してくれる長浜、米原の約200店舗を訪問し、データを集計する。マップを作成し、来年2月ごろインターネットのホームページで紹介する。
 実行委員会では「実際に訪問調査することでバリアフリーへの理解が深められることにも期待したい」と話している。

2011年8月27日 近江毎夕新聞より
「湖北福祉マップ」を作成  市民団体が飲食店220点を調査
 長浜、米原両市の飲食店約220店舗を対象に障害者にとって利用しやすい点、しにくい点を調べ、「湖北福祉マップ」としてデータベース化する取り組みが進んでいる。
 障害者と健常者の共同生活社会を目指す市民団体「ハートフル・プラザ(誰にもやさしいまちづくりを進める会)」(藤井伊佐美・会長)を中心に、長浜バイオ大学、県立看護学校、県立大学の学生ボランティアらで組織する「福祉マップ製作実行委員会」が計画した。委員長はデザイナーでハートフル・プラザの幹事、廣部猛司さん。
 来月中旬にボランティアスタッフ20人を3人1班編成で店舗に派遣。視聴覚障害者、車椅子利用者、人工肛門装着者らにとって、店舗の利点、課題点を調べ、データベース化。10月には長浜市やハートフル・プラザのホームページで公表し、データをダウンロードできるようにする。また、来年1月には紙媒体の「福祉マップ」も発刊予定。取り組みは長浜米原しょうがい者自立支援協議会からの事業委託で事業費を交付されている。調査は9月8〜11日、同15〜18日。健常者、障害者、学生の3人1組が各店を巡り、アンケートなどで店舗のバリアフリー、ユニバーサルデザインの取り組み状況などを調べる。