2026年2月16日(月)に「2025年度 学生表彰式」が執り行われました。
今回は、極めて難易度の高い資格試験に合格した学生と、国際的な合成生物学の大会で輝かしい成績を収めた学生団体の2件が表彰され、伊藤正惠学長より表彰状と副賞が授与されました。
- 表彰状を受取る津田さん
- iGEM 代表受賞の赤羽さん
実験動物1級技術者認定試験 合格
アニマルバイオサイエンス学科 3年次生 津田 健瑠 さん
津田さんは、実験動物の取り扱いに関する高度な専門知識と卓越した技術が求められる「令和7年度 実験動物1級技術者資格認定試験」に見事合格しました。
本試験は今年度、全国的にも合格率が低く非常に難関でしたが、津田さんは筆記・実技ともに優秀な成績を修めました。この成果は他の学生の模範となるだけでなく、本学の名声を高める大きな貢献となりました。
【受賞者コメント:津田 健瑠さん】
「実験動物1級技術者の資格取得では、膨大な知識の暗記、とりわけ生理値など細かな数値を覚えることに苦労しました。加えて、解剖では高い技術力が求められ、素早く正確に作業できるまで多くの時間を要しました。しかし、練習を重ねる中で手技が安定し、自信を持って取り組めるようになりました。今後は、この資格を活かして前臨床試験を支え、医薬品開発に貢献していきたいと考えています。」
iGEM Grand Jamboree 金賞受賞
団体名:iGEM Nagahama代表:メディカルバイオサイエンス学科 3年次生 赤羽 一砂 さん
学生主体の課外活動団体「iGEM Nagahama」は、2025年10月にフランス・パリで開催された合成生物学の世界大会「iGEM Grand Jamboree」に出場。岐阜大学のグループと共同チーム「Japan scinet」を結成して挑み、見事「金賞(Gold Medal)」を受賞しました。
本学チームの金賞受賞は2015年以来、実に10年ぶりの快挙となります。
【受賞者コメント:iGEM Nagahama 代表 赤羽 一砂さん】
「この度、大学からの表彰をいただけたこと大変嬉しく思います。改めまして支えてくださった関係者の皆様に感謝申し上げます。
また、私個人としてはここでiGEMの活動は一区切りとなりますが、iGEM Nagahamaチームとしましては今後も活動を継続し、合成生物学を用いて現代におけるさまざまな社会課題の解決を目指してまいります。
今後ともiGEM Nagahamaをどうぞよろしくお願いいたします。」

受賞された赤羽さん(左)と津田さん(右)
学長・指導教員からの激励
式典では、伊藤学長および指導教員の永井信夫教授、中村卓准教授より、受賞者へのお祝いと激励の言葉が贈られました。
伊藤学長は津田さんに対し、「動物実験は代替法の研究が進んでいますが、個体レベルでの反応を見るために不可欠な分野でもあります。今後、扱える技術者が減っていく中で、1級資格を持つあなたは倫理観と技術を兼ね備えた貴重な存在になります」と、その専門性の高さを称えました。
また、iGEM Nagahamaに対しては、「他大学と連携しネットワークを構築して研究を進めた組織力が素晴らしい」と評価。その上で、「前回の金賞から10年が経っていますが、この素晴らしい成果をここで途絶えさせることなく、ぜひ後輩たちへ継承していってください」と、次世代へのバトンタッチの重要性を強調しました。
永井 信夫 教授(実験動物技術者 指導)
「今年度の実技試験は、現役のプロでも不合格になるほど厳格な基準でしたが、その中で合格したことは大変素晴らしいことです。資格取得はゴールではなくスタートです。この技術と経験を活かし、さらなる活躍を目指してください」
中村 卓 准教授(iGEM 指導)
「立ち上げ当初の困難な状況から、トラブルを乗り越えて最後までやり遂げた努力が金賞という結果に繋がりました。この貴重な経験を自身の研究活動に活かすとともに、学長のお話にもあった通り、後輩たちが活動を引き継げるよう協力をお願いしたいです」
今後の展望
受賞した学生たちは、今回の栄誉を胸に、それぞれの専門分野でのさらなる飛躍が期待されます。また、iGEMチームは今後、日本青年会議所(JC)の全国大会での発表なども予定されており、本学の名前を全国に広める活動も期待されています。
長浜バイオ大学は、高い志を持って挑戦する学生たちをこれからも全力で支援してまいります。
受賞された皆さん、本当におめでとうございます!







