2026年2月5日(木)、命北館の大講義室にて「2025年度(令和7年度) 長浜バイオ大学 実験動物慰霊祭」を執り行いました。教職員や学生など多くの関係者が参列し、尊い命の犠牲により本学の教育・研究活動に貢献された実験動物たちへ感謝と慰霊の意を表しました。
慰霊祭は伊藤学長の挨拶により開式しました。学長からは、近年のノーベル生理学賞・医学賞に関連する研究においてもマウスが重要な役割を果たしてきた例が紹介され、現在の生命科学の進歩や医療技術の発展は、哺乳類から魚類、両生類に至るまで多くの実験動物の犠牲の上に成り立っていることを述べられました。また、「動物実験の3Rの原則(代替法の利用、使用数の削減、および苦痛の軽減)」を遵守し、生命の尊厳を深く胸に刻みながら教育や研究に向き合う姿勢であることと、新たな代替法としてAIやiPS細胞などを活用することの重要性を示されました。
続いて、動物実験委員会委員長の永井教授より、2025年度の動物実験に関する報告が行われました。本年度はマウス3,101匹、ラット189匹をはじめ、ゼブラフィッシュやアフリカツメガエルなどの魚類・両生類が本学の教育研究に貢献されたことが報告されました。 永井委員長からは、精度の高い実験技術や代替法の採用により使用数は横ばい、あるいは減少傾向にあるとしつつも、社会的には動物福祉への関心が高まっている現状も示されました。また、来年度は動物実験に関する外部検証事業(日本実験動物学会主催)を受審する予定であることにも触れた上で、動物実験を実施する機関としての責任と動物実験に対するより一層の倫理的配慮と法令順守の徹底を、参列者に強く呼びかけました。
式の最後には、参列者全員で黙祷を捧げました。科学の発展のために犠牲となった実験動物の尊い命に対し改めて深く感謝の念を捧げるとともに、今後も適正かつ倫理的な動物実験の実施に努めていくことを誓いました。






