寒さが本格化し始めた12月14日、長浜バイオ大学のキャンパスは、自身の未来を真剣に見つめる高校生と保護者の皆様の熱気に包まれました。この日は、高校1・2年生を対象とした「”進路のヒント”先輩が教えます!オープンキャンパス」と、受験生に向けた「一般選抜対策講座」を同時開催し、それぞれの進路フェーズに合わせた「未来への道標」を提供する一日となりました。
まず、1・2年生向けのプログラムでは、「大学って実際どんなところ?」という素朴な疑問に、日々キャンパスライフを送る在学生の先輩たちがリアルな言葉で応えました。パンフレットの文字だけでは伝わりきらない研究のやりがいや授業の雰囲気、そしてかつて彼ら自身も高校時代に抱えていた不安をどう乗り越えたかという実体験は、参加者の心に深く響いたようです。バイオサイエンスという奥深い世界への扉を叩き、先輩たちの生き生きとした姿に触れることで、漠然とした「ちょっと気になる」という感情が、明確な「もっと知りたい」という知的好奇心へと変わる瞬間を多くの場面で目にすることができました。
一方で、心地よい緊張感が漂う講義室で行われたのは、有名予備校講師による一般選抜対策講座です。数学・生物・化学の出題傾向を徹底分析し、過去問を用いた実践的な解説が行われると、一言も聞き漏らさないようペンを走らせる受験生の眼差しは真剣そのものでした。併せて行われた入試説明会では、選抜方式や特待生制度についても詳細に解説し、保護者の皆様にとっても、進学に向けた経済的・制度的な不安を解消し、安心して送り出せる環境を確認いただく機会となったことと存じます。教育関係者の皆様におかれましても、本学が目指す「学生一人ひとりの成長に寄り添う教育」の一端を感じていただけたのではないでしょうか。
この日は、低学年の生徒にとっては「興味の発見」を、受験生にとっては「合格への確信」を掴む、かけがえのない時間となりました。長浜バイオ大学で過ごしたこの一日が、参加された全ての皆様にとって、輝かしい未来への力強い一歩となることを願っています。






