2025年12月18日、滋賀学園高等学校において高大連携授業の一環として「臨床検査学」をテーマにした模擬授業を実施しました。本取り組みは、生命科学分野の専門性と社会的意義を高校生に伝えるとともに、将来の進路選択を具体的に考える機会を提供することを目的としています。
当日は、本学フロンティアバイオサイエンス学科 臨床検査学コースの山本哲志准教授が講師を務め、はじめに大学紹介とともに、医療現場を支える専門職「臨床検査技師」の役割や社会的責任について解説しました。病気の早期発見や診断の精度向上に不可欠な存在である臨床検査技師の仕事に、高校生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
授業後半では、大学で実際に使用されている超音波(エコー)検査装置や顕微鏡を用いた体験型プログラムを実施。医療現場さながらの機器に触れながら、観察や操作を行うことで、臨床検査学の学びが「知識」だけでなく「実践」に根ざしたものであることを体感してもらいました。
参加した高校生からは、
「初めて臨床検査技師という仕事を知りました。体験はとても楽しく、普段は長く感じる1時間があっという間でした。ぜひ臨床検査技師を目指したいです」
といった声も寄せられ、進路意識の醸成につながる有意義な時間となりました。
長浜バイオ大学では今後も、高校との連携を通じて、生命科学・医療分野の魅力と可能性を次世代に伝える教育活動を積極的に展開してまいります。地域に根ざした大学として、実践的かつ社会に直結する学びを提供し続けることで、未来の医療・科学を担う人材育成に貢献していきます。
<滋賀学園高校HPでも取り上げていただきました>
「臨床検査ってなぁに?」模擬授業を実施






