2025年4月23日(水)、福井県立若狭高等学校にて、高大連携の一環として模擬授業「臨床検査ってなあに?」を実施しました。この授業には、全校生徒の中から医療や科学に興味を持つ希望者が参加し、臨床検査技師の仕事について学びました。
模擬授業では、臨床検査技師という職業についての解説だけでなく、実際の検査に関わる機器や技術を使った体験活動も行われました。エコー装置を使った画像診断の体験や、聴診器を使ってお互いの心音を聞く実習、顕微鏡を使った観察体験など、生徒たちは医療の現場に触れる貴重な時間を過ごしました。
参加した生徒からは、「臨床検査技師という仕事自体を初めて知った」「“はたらく細胞”のキャラクターを例に説明されて、とてもわかりやすかった」といった声が寄せられ、職業理解が深まった様子がうかがえました。
今後も本学では、将来の進路選択に役立つ高大連携プログラムを積極的に展開してまいります。若い世代が医療や生命科学の世界に興味を持ち、第一歩を踏み出すきっかけとなるような機会を、今後も提供していきます。