2025年3月25日、社団法人日本実験動物協会が実施した2024（令和6）年度実験動物技術者1級認定試験の合格者の学生表彰を行いました。実験動物技術者資格は、医薬品の開発や実験動物の飼育分野で活躍する資格で、1級は1次試験（学科試験）と2次試験（実技試験）があり、とりわけ難関試験として知られています。受験には一定年数の実務経験が必要となりますが、本学は2012年に日本実験動物協会より特例認定校の認定（認定校は同年で全国12大学）を受けているため、在学中に資格取得が可能です。
今回、本学からはアニマルバイオサイエンス学科の学生2名が1級に合格しました。
表彰式では表彰状と副賞が伊藤正惠学長より手渡されました。伊藤学長は「実験動物技術者1級は難関資格ですが、本学では毎年合格者を輩出しています。熱心に指導された永井教授に感謝します。デジタル技術が進んでも、動物実験でしか得られない知見も多く、専門技術は大きな強みです。今後の活躍を期待します。」と学生を激励しました。また指導を務められた永井教授は「今年度は試験の難易度が高く、合格率も低い中での合格は素晴らしい成果です。資格取得はゴールではなく、引き続き技術の向上に努めてください。本学では取得者が多いですが、全国的に高度な資格であり、自信を持って活躍してください。」と述べました。
