長浜バイオ大学大学院の下村桐也さん(博士前期課程1年)が、2月22日にアクア・トトぎふにて行われた小学館図鑑NEO新刊『メダカ・金魚・熱帯魚』の出版記念トークイベントに執筆協力者として登壇しました。このイベントでは、編集者や執筆に携わった水族館スタッフ、魚類研究者らが一堂に会し、図鑑制作の舞台裏について語りました。
イベントには、世界淡水魚園水族館(アクア・トトぎふ)の池谷幸樹館長や波多野順シニアキュレーター、岐阜大学の向井貴彦教授、京都大学白眉センターの佐藤駿特任助教、大阪公立大学大学院の井上諒一さん、そして小学館の草柳佳昭さんらが登壇しました。執筆者それぞれが担当した魚類について語り、図鑑に込めた思いやこだわりを披露しました。
下村さんは、本書で執筆を担当したカダヤシ目について紹介。カダヤシ目の特徴や、図鑑の中で特に注目してほしいポイントについて熱く語りました。また、参加者との質疑応答の時間では、小学生からの質問が飛び交い、サイン会では多くの子どもたちが著者たちに直接交流を求める場面も見られました。 イベントでは、トークセッションに加え、プレゼント抽選会や交流タイムも実施され、来場者との親睦が深まりました。普段なかなか聞くことのできない研究者や編集者の生の声を通じて、図鑑制作の奥深さや魚類研究の魅力を知る貴重な機会となりました。