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長浜バイオ大生が古紙回収でボランティア活動

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 長浜バイオ大学学園祭(命洸祭)実行委員会の学生が大学内の研究室から出される段ボールなどの古紙を集め、長浜市にある障害者支援施設「特定非営利活動法人 こほく自立応援センター」に引き渡して、当センターの活動を支援しています。もともと命洸祭の期間に限定して行っていたこの取り組みですが、実行委員長の大利典正さん(2回生)は「まだ活動の実績は少ないのですが、今後は福祉施設へのボランティア活動として位置づけ、継続的に行いたい」と話しています。
 2月15日(火)午後、今年はじめての古紙引き渡しを行い、メンバーが2カ月かけて学内から回収した段ボールや雑誌をこほく自立応援センターの車に積み込みました。
 琵琶湖岸にある本学倉庫前の作業は、寒風の吹きつける中、センターのスタッフと力を合わせあっという間に終わりました。体を動かして暖まったメンバーたちは、さわやかな笑顔で古紙満載の車を見送りました。

こほく自立応援センター ホームページ

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2011年2月16日 中日新聞より
ごみ回収益を役立てて  長浜バイオ大学生ら 障害者と作業、自立支援にと寄付
 長浜バイオ大(長浜市田村町)の学生らが、学内の資源ごみを集めて得た収益を、障害者の就労を支援するNPO法人「こほく自立応援センター」(同市堀部町)に寄付する活動に取り組んでいる。学生と障害者らが一緒に作業をすることで新たな交流の機会にもなっている。
 昨年10月末に開かれたバイオ大の学園祭で、古紙回収作業を担う同大学園祭実行委員会が、回収業者からセンターの話を聞いたのが支援のきっかけだ。
 センターは、利用する障害者の自立を目指しているが雇用情勢は厳しく、職員らが昨春から湖北の企業約20社を訪ね、古紙回収に協力を求めた。その収益を利用者の生活費の一部に充てている。
 学生らは、学内の古紙の収益をセンターで役立ててもらえばと、協力を申し出た。センターは善意を受けるだけでは申し訳ないと、一緒に古紙回収をすることを提案。昨年12月、初めての作業で、1800円の収益があり、学生らはセンターに全額寄付した。
 2回目の作業が15日、大学駐車場であり、実行委メンバー約20人と障害者2人、センター職員2人が参加。段ボール120キロ、新聞など170キロが集まり、1570円に。活動は今後も月1回、続けるという。
 実行委員長の2回生、大利典正さん(19)は「学校全体の活動につなげて、サークルを立ち上げたい」と夢を膨らませる。
 センター理事の天谷智見さん(24)は「仕事として収益につながるだけでなく、健常者と障害者が交流する機会にもなっている。これからも続けていければ」と期待している。