2月14日(月)午前10時より、2010年度長浜バイオ大学実験動物慰霊祭が行われ、アニマルバイオサイエンス学科を中心に約170名の教員、学生が参加しました。
本慰霊祭は、本学の研究・教育実習に貢献した実験動物を供養し、また実験動物に対する感謝の気持ちをわすれないように、毎年行っているものです。
下西康嗣学長は、科学技術の進歩により数十年前と比べてはるかに少ない数の動物で実験結果が得られるようになった。皆さんも最新の技術を活用してできるだけ少ない量の動物で実験されるよう心がけてください、と挨拶の中で学生に呼び掛けました。
続いて実験付属施設委員長の齊藤修教授から2010年度の実験報告と現在の実験動物飼育状況の報告が行われました。
また、三輪正直学部長からは、動物愛護の観点から動物実験について「3つのR」の提言があり、reduction(減量)、replacement(代替)、refinement(洗練)を考えて実験にあたってほしいと話し、さらにresponsibility(責任)を加えて「4つのR」が提案されました。
最後に参加者全員で黙祷し、動物たちに感謝の念を捧げるとともに冥福を祈りました。