「長浜学びの実験室」南郷里小学校

長浜市立南郷里小学校「物の燃え方と空気」

　4月16、17、19日の3日間、南郷里小学校の6年生のべ87名が来学し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。講座では、長浜バイオ大学の福井先生の指導のもと「物の燃え方と空気」についての実験を行いました。

　前半の実験では、様々な器具を使った着火の体験と、酸素を発生させた容器の中で線香やろうそくを使った燃焼実験、二酸化炭素を発生させた容器の中での燃焼実験を行いました。

　後半の実験では、前半の実験の結果をふまえて、二酸化炭素の中に火のついた花火を入れるとどうなるか？紙の器を作ってその中に水を入れて火にかけるとどうなるか？を実験で確認しました。実験前に結果を予想しながら実験を行い、実験後にはどうしてそのような結果になったのか、理由をみんなで考えました。

　実験終了後には、大学の食堂でカレーを食べ学食を体験し、学内のミニツアーを行いました。

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

　「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2024年春に開設9周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校33校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています（2023年度「長浜学びの実験室アンケート結果はこちら）。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

　次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までまでご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。