2月25日（金）長浜市立長浜小学校で行われた「ワールドフェスティバル」に本学4回生の鄧喬さんが中国担当のゲスト講師として招かれ、約1時間半にわたり、中国の紹介をしました。
ワールドフェスティバルは5年生の総合的な学習のなかの取り組みで、地元在住のアメリカ、カナダ、ニュージーランド、ペルー、ブラジル、中国の人およびゆかりのある人を講師として招き、自国の地理や言葉、文化、日常生活などを紹介してもらうことによって、子どもたちが多様な文化に触れる機会となるものです。
本学バイオサイエンス学部4回生の鄧さんは、中国江西省出身の留学生で、日頃より長浜国際文化交流ハウスで中国語講座の講師を務めています。
ワールドフェスティバルでは、まず対面式で、5年生全員とゲスト講師が一堂に集まり、世界地図や地球儀を用いて自国の場所、日常使う言葉等を紹介しました。ニュージーランドの紹介では、今週発生した地震の被災地であるクライストチャーチについても説明があり、児童たちは毎日ニュースで聞いている地名に一気に関心を寄せていました。
その後、各国の教室に分かれ児童たちは講師を囲んで活発に質問を浴びせていました。鄧さんの中国の教室では、同じ漢字が中国と日本で微妙に違っていることに気づいたり、兵馬俑の中には本物の人間が入れられたということに驚いたり、あっという間の1時間半でした。最後に、中国語で一から十まで数をかぞえて終了しました。