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「長浜学びの実験室」長浜市立速水小学校

長浜市立速水小学校「物のとけ方」

 11月2日には長浜市立速水小学校の5年生33名が来校し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。長浜バイオ大学の力石先生の指導のもと「物のとけ方」の実験を行いました。

 午前中は、「溶ける」と「混ざる」の違いについて、いろんな粉末を水に加え、振り混ぜたあとの様子を比較しました。大学の「遠心分離機」という機械も使いながら「溶ける」と「混ざる」の違いを確認しました。

 午前の実験終了後、大学内の食堂でお昼ご飯のカレーを食べて、午後の実験に臨みました。

 午後からは、「溶けた粉はどこに行ったのか?」について考えました。ビーカーに水と粉を入れ、溶かす前の重さと熱を加えて溶かした後の重さを比べて、粉は溶けてもなくなったわけではないことを調べました。最後は、熱をかけて粉を溶かした液を冷やして結晶を作る「再結晶」の実験にも挑戦しました。

 

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

 「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2023年春に開設8周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校32校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

 次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。

連絡先  長浜バイオ大学 大学管理運営機構 財務担当
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