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桃山高校で高大連携実習を実施しました

出張型高大連携実習「桃山高等学校」

 11月7、8日の2日間、京都府立桃山高等学校で自然科学科3年生 14名を対象に高大連携実習を開催しました。実験講座「手動PCRでブタの品種鑑定をしよう」を本学高大連携担当の黒田主任が担当し、遺伝子検査法の一種であるPCR-RFLP法によるブタの品種鑑定を体験しました。

 1日目の実験では、水滴よりも少ない溶液を正確に測り取る「マイクロピペット」の使い方について講習を受けたのち、微量の溶液を混ぜ合わせてPCRの反応液を調製しました。

 調製した反応液は、電気ポットと恒温水槽を使って温度を上げ下げして特定のDNA領域を増やす反応(手動PCR)を体験しました。

 電気泳動という手法によって、手動PCRでDNAが増えたかを確認して1日目の実験は終了です。

 2日目は、前日増やしたDNAを制限酵素というDNA切断酵素を使って切断し、再度電気泳動を行い、DNAの切断位置の違いからブタの品種鑑定を行いました。

 実験に参加してくれた全員が、実験結果から自分の選んだブタの品種を鑑定することができ、最後に修了書が授与されました。

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