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大垣西高校で高大連携実習を実施しました

出張型高大連携実習「大垣西高等学校」

 7月24日(月)岐阜県立大垣西高等学校で普通科の1~3年生 18名を対象に高大連携実習を開催しました。
 実験講座「PCRと制限酵素でブタの品種鑑定をしよう」を本学高大連携担当の黒田主任が担当し、遺伝子検査法の一種であるPCR-RFLP法によるブタの品種鑑定を行いました。
 今回はほとんどの実験機器を高校側で準備していただいて講座を実施しました。

 新型コロナウイルスの検査で耳にしたPCR法や遺伝子検査について、普段使わない実験器具を使いながら体験しました。マイクロピペットを使って決められた量の溶液を吸ったり、別の容器に移動させたりしながら、PCRで用いる溶液を調製し、自動で溶液の温度を上げ下げする装置(サーマルサイクラー)を使って反応を行いました。
 PCR法で特定のDNAの部分を増やしたのちに、DNAの特定の塩基の並びを認識して切断する酵素(制限酵素)を使って増やしたDNAを切断し、最後に電気泳動によって、切断したDNAを長さごとに分けることでブタの品種を判別しました。
 全員見事に自分の選んだブタの品種を鑑定することができ、最後に修了書が授与されました。

高大連携事業について

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