×

養殖ビワマスの食味試験を実施しました

2023年7月27日、食品分子機能学研究室の河内浩行教授(アニマルバイオサイエンス学科)と研究室の学生が、養殖ビワマスの食味試験を実施しました。

河内教授は、琵琶湖の固有種であるビワマスを養殖する際の餌の開発に取り組んでいます。7月8日に放送された日本テレビ系「満点☆青空レストラン」の「#708 滋賀県 ビワマス(ロケブログ)」の回でも、バイオ大学と共同で開発しているアユ入りの餌について紹介されていました。

今回の食味試験では、おからやオマールエビの殻などをそれぞれ追加した3種類の餌を食べて育ったビワマスを教職員が食べ比べて、味や食感、脂乗り、外観などを評価しました。廃棄されてしまう食品製造副産物を使用することは、養殖コストの削減や廃棄物の減に繋がります。ビワマスのピンク色を出すためには、餌にアスタキサンチンを加えることが必要ですが高価なため、同様の効果が期待できるオマールエビの殻を使ってみたとのことでした。

食味試験は毎年行われており、この結果は次年度の餌の開発の際に反映されます。