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「長浜学びの実験室」長浜市立浅井小学校

長浜市立浅井小学校「魚のたんじょう」

 6月15,16日は長浜市立浅井小学校の5年生、のべ41名が来校し「長浜学びの実験室」で実験を行いました。 実験は長浜バイオ大学の力石先生の指導のもとで行いました。午前中は「ブラインシュリンプのたんじょう」「メダカのたまごの観察」「オタマジャクシの観察」の実験を行いました。ブラインシュリンプは、前日に小学校で準備してふ化させたものを持ってきていただき、双眼実体顕微鏡で観察しました。  メダカのたまごは産まれてから「1日目」「4日目」「7日目」「10日目」のものを双眼実体顕微鏡で観察し、タブレットを使って記録しました。

 「オタマジャクシの観察」では“アフリカツメガエル”のオタマジャクシを麻酔で眠らせて、心臓や血液の動きを観察しました。

 お昼ご飯は食堂でカレーライスを食べ、学食の雰囲気を体験しました。ウェルカムボードは、美味しそうにカレーライスを食べる浅井小とバイオ大のマスコットキャラクターです。  午後からは「ブラインシュリンプ幼生の観察」を行いました。ふ化したブラインシュリンプの幼生をプランクトン計数板に移し、双眼正立顕微鏡を使って観察しました。幼生の足の数や目の数など、細かいところまで注意深く観察してくれました。

 

「長浜学びの実験室サポーター」のお願い

 「長浜学びの実験室」では、長浜市と大学が連携して「理系人材育成事業」を展開する場として、小中学校用の理科実験施設を全国的にも例のない大学内に開設し、2023年春に開設8周年を迎えました。昨年度は、長浜市内の小中学校32校に対し、68講座を開講し、受講された児童・生徒の9割以上が「講座に満足」と回答しています。近いうちにAIを導入した学習プランも視野に入れた事業として、持続的な理系人材の育成を目標としています。

 次世代の人材を育成する事業は、息長く続けてこそ成果が生まれるものです。「長浜学びの実験室」もまた、長く継続しなければならないと考えています。それには、実験室を維持するための運営費用や実験機器の更新費用が必要となります。そこで、長浜学びの実験室に対して継続的な財政支援を行う「長浜学びの実験室サポーター」を2020年度から募っています。この趣旨をご理解いただき、「長浜学びの実験室サポーター」としてご寄付いただける方は財務担当までまでご連絡ください。詳細な資料をお送りいたします。

連絡先  長浜バイオ大学 大学管理運営機構 財務担当
 〒526-0829 滋賀県長浜市田村町1266番地
 TEL:0749-64-8100 FAX:0749-64-8140
 E-mail:jim@nagahama-i-bio.ac.jp